スポーツカーのロータス、軽量カーボン製の電動アシスト自転車を発表 2024年春発売

ロータス・タイプ 136
ロータス・タイプ 136全 14 枚

ロータス(Lotusは2024年春、スポーツカーに着想を得た高性能な電動アシスト自転車、『タイプ136』を欧州市場で発売する。

タイプ136は、30年以上にわたるロード&トラック・サイクリングでの成功から得たデザインとエンジニアリングを生かしながら、最新のテクノロジーを取り入れて開発された。その空力デザインは、1992年のバルセロナ大会での「タイプ108」をはじめ、2020年の東京大会に至るまで、世界中のオリンピックで金メダルを獲得したロータスサイクルの成功にインスパイアされている。

イタリアでハンドメイドされた軽量カーボンファイバー製フレームと最新のコンポーネントにより、タイプ136の重量は9.8kgに抑えられた。V字型ハンドルバー、ウイング型フォーク、アーチ型チェーンステーが特長で、空力性能が追求されている。

水筒のような形をしたバッテリーは、ボタンを押すだけでフレームから取り外すことができる。HPS製の電動アシスト自転車向けモーターシステムは、軽量設計で総重量は1.2kg。モーター単体の重量は300gだ。コンパクトなボトムブラケットシェルは、自転車のフレームと一体デザインとした。

タイプ136のモデル名は、ロータスの伝統のニューモデルのタイプナンバーに敬意を表したものだ。発売記念モデルの「ファーストエディション」は、136台の限定生産となる。シリアルナンバーが入り、スポーティなカラーリングが施される。なお、ファーストエディションの英国本国でのベース価格は、2万ポンド(約370万円)と発表されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る