スバル『フォレスター』新型、6代目は正常進化で登場…ロサンゼルスモーターモーターショー2023

スバル・フォレスター 新型
スバル・フォレスター 新型全 20 枚

SUBARU(スバル)の米国部門は11月16日、SUVの『フォレスター』(SUBARU Forester)新型を、ロサンゼルスモーターショー2023で初公開した。新型は6世代目で、正常進化といえるモデルチェンジになる。

写真:スバル・フォレスター 新型

新型のフロントには大胆なグリルを採用し、コンパクトなLEDヘッドライトと一体化してシールド効果を生み出している。グリルの上側には、スバルのスタークラスターエンブレムを採用した。SUVらしい大胆なショルダーラインは高さと力強さを強調し、ホイールアーチはオフロードでの走破性を強調している。フロント、サイド、リアにはアンダーガードを装備。垂直に近いリアゲートにより、荷室容量を拡大した。

エアロダイナミクスの改良により、SUVのパフォーマンスと安定性を向上させた。フロントのフェンダーアーチにエアアウトレットを設けることで、タイヤハウスから空気の抜けを良くし、フロントタイヤの浮き上がりを抑え、走行安定性を向上させている。

インテリアには、センターインフォメーションディスプレイ一体型のマルチメディアシステムを装備した。ヘッドライナーはダーク仕上げ。新デザインのピラーと広いガラス面積により、優れた全方位視界を確保した。リアには、プライバシーガラスを標準装備する。

全モデルに、最新の「アイサイト」を標準装備した。アイサイトの最新バージョンは、従来バージョンと比較して、よりスムーズかつ迅速に、そしてより幅広い条件下で作動する。これらの性能向上は、より広い視野、最新の制御ソフトウェア、電動ブレーキブースターの追加による効果だ。最新のアイサイトは、交差点で自転車や歩行者をより早く認識し、必要に応じてドライバーに警告を発し、衝突を回避するためにブレーキをかける。新型には、リバース自動ブレーキ、レーンチェンジシスト付きブラインドスポット検知機能、リアクロストラフィックアラートなどのアクティブセーフティ機能が追加されている。

パワートレインは、2.5リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンで、最大出力180hp、最大トルク24.6kgmを発生する。トランスミッションは、リニアトロニックCVTを組み合わせている。

《森脇稔》

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