三菱の新型SUV『エクスフォース』、新しいダイナミックシールドを採用…インドネシアで納車開始へ

インドネシアで出荷準備が整った三菱 エクスフォース
インドネシアで出荷準備が整った三菱 エクスフォース全 5 枚

三菱自動車のインドネシア部門は11月16日、新型コンパクトSUV『エクスフォース』(Mitsubishi XFORCE)の出荷準備が整った、と発表した。11月中に納車が開始される予定だ。

外装は、「Silky & Solid」をコンセプトに、スタイリッシュかつ力強いSUVデザインとし、アセアンの都会からアウトドアシーンまで、存在感を発揮するスタイリングを目指した。フロントは三菱独自の「ダイナミックシールド」を進化させた。パワートレインのパフォーマンスを象徴するフロントグリルを、左右バンパーでプロテクトする造形と立体的に一体化させることで、奥行き感のあるフロントフェイスに仕上げた。最低地上高は、クラストップレベルの222mmを確保している。

インストルメントパネルには、水平基調の「ホリゾンタル・アクシス」コンセプトを採用し、前方の視認性を高めた。パッド素材には、三菱車で初めてメランジ生地を導入し、ドアトリムまで連続させることによって、包まれ感を演出した。また、12.3インチのスマートフォン連携ディスプレイオーディオとデジタルドライバーディスプレイを一体化させた大型のモノリス形状のパネルも装備している。

パワートレインは、1.5リットル直列4気筒ガソリン「MIVEC」エンジンに、CVTを組み合わせた。サスペンションは、アセアン地域の路面状況を再現したテストコースでの走行試験に加え、実際に現地でも評価を繰り返してチューニングを施した。これにより、荒れた路面やうねりのある路面でも快適な乗り心地を追求している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. ヤマハ、V4エンジンを搭載した新型「YZR-M1」を初公開! MotoGP サンマリノGPに投入へ
  4. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る