『キャプテン翼』駅の装飾がリニューアル…ジュニアユース編に 京成四ツ木駅

京成電鉄四ツ木駅×キャプテン翼リニューアルセレモニー
京成電鉄四ツ木駅×キャプテン翼リニューアルセレモニー全 15 枚

京成電鉄(本社:千葉県市川市)では、世界的に人気のサッカー漫画『キャプテン翼』ゆかりの地にある四ツ木駅(東京都葛飾区)において、同作品を題材とした特別装飾を実施しており、このほどこれをリニューアル、11月27日に完成記念セレモニーを実施した。

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『キャプテン翼』は、主人公の大空翼(おおぞら・つばさ)がライバルと戦いながら仲間とともに成長していくサッカー漫画だ。1981年に『週刊少年ジャンプ』で連載が開始されると、サッカーブームを巻き起こし、国内外で活躍する選手にも影響を与えている。

世界的に有名なサッカー漫画『キャプテン翼』の作者:高橋陽一先生は葛飾区四つ木(駅名は四ツ木、住所は四つ木)の出身だ。主人公の翼が小・中学校を過ごした「南葛市」は、同区にある高橋先生の出身校、東京都立南葛飾高等学校から名付けられた。このような縁で以前から、葛飾区が中心となって四ツ木駅および京成立石駅周辺に『キャプテン翼』キャラクター銅像を設置したり、少年サッカー大会を開催してきた。

京成電鉄でも2019年2月より、ゆかりの地に位置する四ツ木駅において『キャプテン翼』を題材とした特別装飾を実施していた。2023年10月からアニメ『キャプテン翼ジュニアユース編』が放映開始となったことに合わせ、葛飾区および集英社の協力を得て、駅装飾を全面リニューアルした。

リニューアル完成にともない11月27日にセレモニーを実施した。セレモニーではゲストとして高橋先生はじめ、南葛SCの風間八宏次期監督、南葛SC所属で元サッカー日本代表の稲本潤一選手、元サッカー女子日本代表の澤穂希さん、タレントで元AKB48の武藤十夢らが登場した。

今回、四ツ木駅の入り口やコンコース、階段などに施している装飾のデザインを、アニメ『キャプテン翼ジュニアユース編』に登場するキャラクターやシーンにちなんだものに変更した。その他にも「スカイライナー」車両に『キャプテン翼』のラッピングを施した『キャプテン翼ライナー』の運行やデジタルスタンプラリーの開催も予定している。

リニューアル&関連イベント
(1)アニメ『キャプテン翼ジュニアユース編』の各キャラクターなどを用いた駅構内外の特別装飾
(2)廃材となるマクラギを使用してチェーンソーアートで製作された大空翼像の展示
(3)駅構内の自動放送音声のキャラクターの声を変更(12月中旬を予定)。ホーム列車接近案内1番線:大空翼、同2番線:日向小次郎
(4)オフィシャルサポーター就任記念として澤さん、稲本選手のユニフォームとサインを展示
(5)『キャプテン翼ジュニアユース編』デジタルスタンプラリーの実施(12月1日開始予定)
(6)『キャプテン翼ライナー』の運行(12月15日開始予定)

《高木啓》

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