世にも珍しいポリスカーの開発車両を目撃! 回転灯を装備した新型BMW『5シリーズツーリング』がカッコいい

BMW 5シリーズ ツーリング新型 ポリスカー仕様のプロトタイプ(スクープ写真)
BMW 5シリーズ ツーリング新型 ポリスカー仕様のプロトタイプ(スクープ写真)全 10 枚

世にも珍しい(?)ポリスカーの開発車両がテストをおこなう様子をスクープした。激写したのはカモフラージュが施されたBMWの新型『5シリーズツーリング』で、ご覧の通りルーフには回転灯、そしてドイツのポリスカーのカラーリングもしっかりと施されている。日本ではまず見られない光景だが、このプロトタイプの正体とは?

◆ポリスカーをテストする理由は?

新型5シリーズツーリングは、2024年春に正式にワールドプレミアすることが発表されている。これまでも市販仕様のプロトタイプ車両は「i5ツーリング」「M5ツーリング」などが目撃されていたが、ポリスカー仕様は初めてだ。スクープ班が調べたところ、このポリスカー仕様の5シリーズツーリングは、ドイツ・バイエルン州の警察署に導入される車両だという。

BMW 5シリーズ ツーリング新型 ポリスカー仕様のプロトタイプ(スクープ写真)BMW 5シリーズ ツーリング新型 ポリスカー仕様のプロトタイプ(スクープ写真)

フロントエンドは、縦基調のLEDデイタイムランニングライトを備える新ヘッドライトや、台形のワイドインテークを備えたバンパー、コーナーには垂直のエアカーテンを配置するなど、新型「5シリーズセダン」と同じデザインが見てとれる。側面は、ロングルーフ、ホフマイスターキンクを隠すカモフラージュパネルを装着。後部はラッピングが施され、いかにもプロトタイプ車両然としているが、回転灯とカラーリングの存在感までは隠せていない。

しかし、なぜポリスカーをテストする必要があるのだろうか? ポリスカー仕様では、ルーフの回転灯のほか、内部に特殊機器などを搭載することにより、その重量像は最大でおよそ150kgにも達する。そのため一般車両以上にシャーシやドライブトレインが強化されるのだ。またキャビン内でも市販モデルとは異なるシート、照明および信号設備、ナビ、ラジオなどを搭載している。つまりポリスカー仕様をテストすることは、M5をテストするのと同じ意味があるわけだ。

新型5シリーズツーリングは、パンチの効いた電動V8エンジンに加え、セダン同様に直列4気筒、直列6気筒のプラグインハイブリッド、マイルドハイブリッドをラインナップする。またフルエレクトリックの「i5」も開発中で、「eDrive40」と「M60 xDrive」の存在を確認しており、それぞれ最高出力335psと590psを誇る。

このポリスカー仕様がどのようなパワートレインを搭載しているのかは不明だが、まさか「M5」仕様ということはないだろう。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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