「よかったよ」が51%…ジャパンモビリティショー2023読者アンケート

ジャパンモビリティショー2023
ジャパンモビリティショー2023全 16 枚

自動車情報メディア『レスポンス』では、ジャパンモビリティショー2023について読者アンケートを実施しました。従来のモーターショーからモビリティショーに模様替えした伝統の展示イベントに、行った人と、行かなかった人の両方から感想を聞かせてもらいました。

Q1. ジャパンモビリティショー2023に行きましたか
●行った:71.6%
●行かなかった:28.4%
回答者は7:3で行った行かないに分かれました。

行った人に答えてもらいました。

Q2. 行ってよかったですか?
●すっごくよかったあ!:16.4%
●よかったよ:50.9%
●ちょっと……:28.4%
●行くんじゃなかった:4.3%
好印象をまとめると7割近くになりますが、「すっごくよかったあ!」や「ちょっと……」の数字を見ると、「よかったよ:50.9%」が総評になるのでしょうか。

Q3. 行く前に期待していたものは見られましたか?
●見られた。予想外のサプライズもあった。:28.4%
●見られた。予想外のサプライズはなかった。:49.1%
●期待していたものは見られなかったが、サプライズがあった。4.3:%
●見られなかったし、驚きもなかった。:18.1%
期待していたものは見られたと答えた人は8割近くいたいっぽう、サプライズを感じた人は約1/3。サプライズがもっと多ければ、全体の印象も向上したかもしれません。

ジャパンモビリティショー2023ジャパンモビリティショー2023

行かなかった人に答えてもらいました。

Q4. 行かないという判断は正しかったですか?
●行かなくてよかった。いい判断だった。:41.3%
●行くんだった。行きたかった。:58.7%
行かなかった人の事後の感想では、「行くべきだった」が過半数となりました。従来の東京モーターショーと比べて、事前の情報が少なかったことがあり、期待が盛り上がらなかったようです。

Q5. 行かなかった理由、または行くべきだったと思う理由(任意)

行かなくてよかった。いい判断だった」とする理由は
●昨今の自動車業界は本当につまらなくなった。家電と大して変わらない最近の自動車に魅力はなく、全般的に運転する楽しみがなくなった。デザインに関しても、コンセプトカー含め、目を惹く、二度見するような車がない
●毎年つまらない車ばかり。ときめく車の発表が何もない。輸入車もスーパーカーも変わり映えしないデザインばかりで見飽きた。空の乗り物はまだまだ模型レベル
●新しい技術はまだ未熟でコンセプトモデルは常に夢に終わるから
●4年前の東京モーターショーで、もう良いと思った。パワーダウンの印象が否めない
●ネットの情報で十分
など。全体に自動車に対する失望感が漂ってます。そしてそれを払拭するだけの提案は見られなかったようです。

行くんだった。行きたかった」とする理由は「予定が合わない」「遠方」がほとんどで、行きたかったけど行けなかった人が回答者の多数でした。お子様の試合は勝ちましたか? 入院していた方は体調いかがですか? これら「事情が許せば行っていた」以外の回答は「触れる新型車が多かった」、「クルマ以外の乗り物も展示されていて面白そうだった」、「モビリティショーに名称が変化し、以前よりつまらなくなるかと予想していたが、モーターショーの時よりも素晴らしい車が展示されていた」など。次回のアンケートでは「行くつもりなかったけど、やっぱ行くんだった」というのがわかるような設問・回答選択肢にします。

ジャパンモビリティショー2023ジャパンモビリティショー2023

◆来場者数は111万2000人

日本自動車工業会は10月25日から11月5日まで(一般公開は10月28日から)、臨海都心の東京ビッグサイトを中心にジャパンモビリティショーを開催し、来場者数は111万2000人となった。「乗りたい未来を、探しに行こう!」をテーマに、自動車業界の枠を超えて、他産業やスタートアップ、計475企業・団体が参加した。

自工会は閉幕後、「これからのモビリティは『単なる移動手段』だけではなく、『ヒトを動かす、モノを動かす、ココロを動かす』ものであり続けたいと思います。様々な産業に関わる新しい仲間と一緒に、日本を動かす原動力となる所存です」とのコメントを出している。

●Tokyo Future Tour(主催者プログラム):約50万人来場
●Startup Future Factory/Pitch Contest & Award(スタートアップ企業116社参加)結果
グランプリ:NearMe(未来の感動部門)、1000万円獲得
準グランプリ:Global Mobility Service(未来の暮らし部門)、100万円獲得
準グランプリ:Zip Infrastructure(未来の社会基盤部門)、100万円獲得
●ブース出展やビジネスマッチングを経た商談の継続数:430件以上
●Japan Future Session参加者/視聴者人数:4万2000人以上
●子供向け商業体験型施設「Out of KidZania in Japan Mobility Show 2023」参加者数:1万3000人以上
●公式アプリ「推しモビ図鑑」:16万ダウンロード

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る