トヨタの次世代バッテリーは3種類以上、2026年以降の実用化に向けて開発中

トヨタ bZ4X(欧州仕様)
トヨタ bZ4X(欧州仕様)全 10 枚

トヨタ自動車(Toyota)の欧州部門は12月4日、EV用の次世代バッテリーを、2026年以降の実用化に向けて開発していると発表した。

トヨタの次世代技術は、自動車の開発、製造、利用のあり方を変えるもの、と自負する。すべての人に持続可能なモビリティを提供するというトヨタのコミットメントに沿いながら、ゼロエミッションのモビリティを手頃な価格で利用できるようにしていく。

2026年以降の実用化を目指す次世代バッテリーの第一弾は、従来型の構造を持ちながら、現行の『bZ4X』用と比較して航続が2倍、コストが20%削減された高性能バッテリーだ。続く第2弾として、EVの普及に貢献する低価格のバッテリーが登場する。このバッテリーは、新形状のバイポーラ構造を持ち、主要素材としてより安価なリン酸鉄リチウム(LFP)を使用する。これにより、現行bZ4X比で航続を20%伸ばし、コストを40%削減することを狙う。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 新車世界販売 ホンダ4位に転落、スズキ2位に浮上へ、2025年度下期[新聞ウォッチ]
  2. 「日本一“ちょうどいい日産車”」小型セダン『セントラ』の進化に日本のファンも「気合い入りすぎw」と注目
  3. 「就職人気企業ランキング」総合トップは8年連続で伊藤忠商事、トヨタは42位に後退[新聞ウォッチ]
  4. ジャガーの名車『Eタイプ』がベース、930kgまで軽量化した「ライトウェイトGTR」発表
  5. 日産自動車・人事情報 2025年10月1日付
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る