[カーサウンドコンテストって何?]2024年は貴方もぜひ参加を! 年間カレンダーを今からチェック!

2023年春に開催された『New Style Meeting Sound Park in 堺浜』の会場風景。
2023年春に開催された『New Style Meeting Sound Park in 堺浜』の会場風景。全 3 枚

カーオーディオを趣味とする愛好家の中には、「サウンドコンペティター」としてこれを楽しんでいる強者が多くいる。システムの完成度の高さを競う「カーサウンドコンテスト」がさまざま開催されていて、彼らはそれに参加しながら理想の音を追求している。

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◆まずは『大阪オートメッセ』で、気鋭のデモカーのサウンドを体験!

当特集では、「カーサウンドコンテスト」に参加するという楽しみ方があることを多角的に解説してきた。そして今回からは、年間を通じてどのような大会があるのかを詳しく説明していこうと思う。それを踏まえて来年は、「カーサウンドコンテスト」にギャラリーとして、さらにはエントラントとして参加する計画を今から立ててみてはいかがだろうか。

ではどのような大会があるのかを紹介していこう。

なお2月には、「カーサウンドコンテスト」ではないもののカーオーディオファンにとって見逃せないイベントが1つ開催される。それは、『大阪オートメッセ』だ。2024年の開催概要もすでに発表されていて、来年は2月10日から3日間にわたり例年どおり「インテックス大阪」にて実施予定だ。

で、これには毎年、国内の主要カーエレクトロニクスメーカーや海外カーオーディオブランドのインポーター、そして気鋭の「カーオーディオ・プロショップ」の何店かがデモカーを展示する。来年の出展社の全容は未定ながらも、例年どおりならさまざまなクルマの音を聴ける貴重な機会となるはずだ。本格システム搭載車のサウンドの実際に興味があれば、まずはここからご参加を。

◆春になると、『まいど大阪 春のプチ車音祭』でシーズンが開幕!

そして春になると「カーサウンドコンテスト」シーズンが、いよいよ本格的に開幕する。その先陣を切るのは、大阪府にて開催される恒例イベント、『まいど大阪 春のプチ車音祭』だ。なおこれは、毎年晩秋に行われる老舗イベント『まいど大阪 秋の車音祭』のスピンオフコンテストだ。初開催されたのは2016年。コロナ禍による中断を挟みながらも今年もコロナ禍前の規模にて盛大に開催された。

ちなみに近年はさらなる派生大会として、『New Style Meeting Sound Park in 堺浜』も併催されている。こちらは「カーサウンドコンテスト」として珍しく、「団体戦」にて雌雄が決する。3台にてチームが編成され、トーナメント方式により優勝カップが争奪される。来年の開催が正式に発表されたならこれにもぜひともご注目を。メーカーデモカーもさまざま来場するので試聴の機会ともなるはずだ。

そして例年どおりならその翌日に、『まいど大阪 春のプチ車音祭』が実行される。なお当会には“プチ”というワードが付いていて秋の本大会のサテライト戦的な位置付けとなってはいるものの、白熱の度合いでは秋の大会に勝るとも劣らない。

ところで当会では、初めてエントリーする人用の部門も設定される(『秋の車音祭』も同様)。つまり当会は、「カーサウンドコンテスト」ビギナーにも門戸が広く開かれている。

◆春には東北で、そして中国四国地方でも有名大会が続々開催!

続いて4月の下旬になると、東北は岩手県一関市にて『イースト ジャパン サウンド コンテスト』が開催される。ちなみに同会は比較的に新しい大会だ。初めて開催されたのは2018年。東北でもさまざまな「カーサウンドコンテスト」や「カスタムオーディオカーイベント」が継続開催されているが、その中で本格的な「カーサウンドコンテスト」の1つとして新規にスタートされている。かくして今では当会も、東北の春の恒例イベントとして定着している。

そしてその後の5月には、中国四国地方の恒例イベント『中四国オートサウンドフェス』が開催される。こちらは2023年の大会で第22回を迎えた。国内にて催されるもっとも古い「カーサウンドコンテスト」の1つだ。

なお当会でもオーディオ評論家の方がジャッジを務める部門もあるが、メインとなるのは参加者同士が試聴し合いその投票によって順位が決まる「人気投票コース」だ。その他の「カーサウンドコンテスト」でも盛んに参加者同士の試聴が行われるが、当会はそこのところをより存分に満喫できる。

ちなみに当会の会場には、メーカー&インポーター&ショップデモカーも相当数来場する。その数の多さは国内最大規模と言って良い。ギャラリー参加しても実のある時間を過ごせるはずだ。西日本在住のカーオーディオファンは、当イベントに奮ってご参加を。

今回は以上だ。次回はこれに続く実施大会を紹介していく。お楽しみに。

《太田祥三》

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