マツダ、グローバル自社工場でCO2を69%削減へ 2035年ロードマップ

マツダ本社工場(2023年9月)
マツダ本社工場(2023年9月)全 4 枚

マツダは、2050年のサプライチェーン全体におけるカーボンニュートラル(以下、CN)に向けて、2035年にグローバル自社工場でのCNを実現するための中間目標およびロードマップを具体化し、12月14日に発表した。

中間目標として、2030年度にCO2排出量を2013年度比で69%削減する。 マツダはCN実現に向けて、「省エネルギーの取り組み」、「再生可能エネルギーの導入」、「CN燃料の導入など」の三本柱で取り組んでいる。

省エネ」として、設備投資判断の基準にインターナルカーボンプライシングを導入し、CO2排出量削減の効果が高い施策への投資を加速させる。

また「再エネ導入」においては、再生可能エネルギーなど非化石電源由来電力の購入を推進し、2030年度時点での非化石電気使用率は75%となる計画だ。

CN燃料導入など」では、社内輸送などで使用する車両の燃料を軽油から次世代バイオ燃料などへの転換を進めていく。燃料転換が困難とされるエネルギー源については、中国地域をはじめとする地域のCO2吸収を促進する森林保全や再造林などのJ-クレジットを活用していくという。


《レスポンス編集部》

アクセスランキング

  1. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
  5. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る