[Pro Shop インストール・レビュー]BMW 535i(桑田さん)by リクロス 前編…ショーケースのジュエリー

[Pro Shop インストール・レビュー]BMW 535i(桑田さん)by リクロス 前編…ショーケースのジュエリー
[Pro Shop インストール・レビュー]BMW 535i(桑田さん)by リクロス 前編…ショーケースのジュエリー全 10 枚

トランクルームに唯一無二のカスタムインストレーションを完成させた桑田さんのBMW『535i』。広島県のリクロスが手がけたデザイン処理はパワーアンプを斜めに立てて設置させる個性的な手法。おしゃれなショップのショーケースを思わせる上質デザインが絶品だ。

◆高級ショップのショーケースを思わせる
質の高いインストールデザインが見どころ

愛車のBMW320iを極上のオーディオカーに仕上げるために、サウンド・デザイン共に最上級を目指してインストールを実施した。愛車のBMW320iを極上のオーディオカーに仕上げるために、サウンド・デザイン共に最上級を目指してインストールを実施した。
トランクルームを後ろからのぞき込むとこの通り2台のパワーアンプが斜めに立った状態で後方に向いているのがわかる。トランクルームを後ろからのぞき込むとこの通り2台のパワーアンプが斜めに立った状態で後方に向いているのがわかる。パワーアンプの斜めに設置するバランスは高さと見え方を絶妙のバランスで設定したと言うだけに美しいスタイリングだ。パワーアンプの斜めに設置するバランスは高さと見え方を絶妙のバランスで設定したと言うだけに美しいスタイリングだ。

サウンドはもちろんインストールデザインではユニット選びから徹底してこだわった桑田さん。以前からブランドイメージもデザイン性も好みだったモスコニをパワーアンプとして選び、個性的なインストールを施したトランクルームはとにかく圧巻だ!

トランクリッドを開けると目に飛び込んでくるのは高級ショップのショーケースを思わせる上質で煌びやかなインストール。トランクフロアの中央部分に設置されているのはモスコニのZERO4×2台。しかも、各パワーアンプは極限まで斜めに立ててインストールしているのがオーナーのこだわり。少しでもモスコニのアンプのフェイスパネルをギャラリーに見せるための工夫なのだ。同時に立体的なインストールとするためのアイデアでもある。

さらにパワーアンプを設置するラック部分はすべてキルティングによるフィニッシュが施され、電球色による間接照明によるイルミが組み合わされる。立体感のあるラックデザインと落ち着いたカラーリングで、ひときわモスコニのアンプを上質にショーアップしている。まさにショーケースに飾られているジュエリーを思わせる見せ方となった。

◆クワトロリゴとモスコニの組み合わせで
繊細なサウンドの追求がテーマとなった

パワーアンプにはモスコニのZERO4を2台用いてスピーカー群をドライブする。サウンド&駆動力の高さが魅力だ。パワーアンプにはモスコニのZERO4を2台用いてスピーカー群をドライブする。サウンド&駆動力の高さが魅力だ。同じくモスコニのZERO4が奥側にも重ねられるようにして設置されている。レイアウトの美しさも相まってデザイン性は極上だ。同じくモスコニのZERO4が奥側にも重ねられるようにして設置されている。レイアウトの美しさも相まってデザイン性は極上だ。トランクルームは中央部にアンプラックを設置した他の部分は比較的シンプルな作り込み。メンテナンスリッドなども確保する。トランクルームは中央部にアンプラックを設置した他の部分は比較的シンプルな作り込み。メンテナンスリッドなども確保する。

これまでもモスコ二のパワーアンプを使ったデザイン性豊かなオーディオカーを作ってきたベテランである桑田さん。すでにリクロスとの関係も親密で、桑田さんがやりたいことをショップ側でも知り尽くしている感がある。そんな中、桑田さんのBMWにおけるサウンド面のテーマとなったのが“繊細なサウンドの追求”だった。わずかでももっさり感のある音は排除して、美しく繊細な再生音を奏でるオーディオシステムを目指したという。

フロントスピーカーに選んだのは後編で詳しく紹介するクワトロリゴの20th記念モデルだった。そんなスピーカー群をドライブするのに似つかわしいとピックアップしたのが先にも登場しているモスコニのZERO4×2台だった。こうして美しいサウンドを奏でるシステムの根幹ができ上がった。先にも紹介したトランクルームのモスコニのデザイン性と合わせて、サウンド面&デザイン面ともに満足の仕上がりとなった。

◆アンプラックの周辺にキルティングを用い
立体的なデザインを追求するのも見どころ

キルティングを使ったデザイン処理もこのトランクの見どころのひとつ。電球色とのマッチングも良く上質な仕上がりとなった。キルティングを使ったデザイン処理もこのトランクの見どころのひとつ。電球色とのマッチングも良く上質な仕上がりとなった。リクロスのエンブレムを施したトランクフロア。シルバーのリム処理なども加えて、間延びするところを一切排除した。リクロスのエンブレムを施したトランクフロア。シルバーのリム処理なども加えて、間延びするところを一切排除した。トランクルームの前方部分にはサブウーファーのエンクロージャーが設置される。背面にはキルティング処理が施される。トランクルームの前方部分にはサブウーファーのエンクロージャーが設置される。背面にはキルティング処理が施される。

トランクルームはモスコニのZERO4を2台用い、しかも斜めに立てるように設置されているのが最大の特徴。これはトランクルームにおける魅せるインストールのキーワードと言える部分だ。しかし、このアンプレイアウトを周囲から盛り上げているデザイン処理もかなり手が込んでいるので順に見ていくこととした。

まずはパワーアンプの取り付け面はフロアから一段下げて設定され、斜めに立ててインストールしてもフロアをフラットに保つ構造になっている。さらにパワーアンプの両サイドを見ると、美しいキルティング処理の生地が用いられている。上からフレームを被せて積層構造にしているのも上質。トランクルームを平面に見せること無く、立体感を細部にまで施したかったのがオーナーの狙いだ。

さらにフロアにはリクロスのロゴ処理に加えてシルバーのフレームをデザインする繊細な仕上げも見どころ。また前方には車室との間にエンクロージャーを設置するが、その背面にあたりメンテナンスリッドにもキルティング処理を施し、トランクルームのデザイン的な統一感を引き出している。

絶品のトランクインストールを魅せてくれた桑田さんのBMW。次回の後編では音の今回に関わるコクピットまわりのインストールなどを順に見ていくこととしよう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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