未来のカーモデラーがクレイモデル体験、「ものづくりは楽しい!」伝える

ジャパンモビリティショー2023『Out of Kidzania』に出展したトゥールズインターナショナル
ジャパンモビリティショー2023『Out of Kidzania』に出展したトゥールズインターナショナル全 5 枚

カーモデリングに使用されるインダストリアルクレイを開発・製造するトゥールズインターナショナルが、10月26日から11月5日にかけて東京ビッグサイトで開催された「ジャパンモビリティショー2023」に出展。『キッザニア』とのコラボレーションで、未就学児に向けクレイモデリングの楽しさを伝えた。

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トゥールズインターナショナルはカーモデリングに使用されるインダストリアルクレイを開発・製造、世界各国のトップカーメーカーに製品を提供。業界においては、国内第一位、世界第二位のシェアを誇る。そんなトゥールズインターナショナルは『キッザニア』とコラボレーションした『Out of Kidzania』の未就学児コーナーに出展。車づくりの工程の一つである、クレイモデリング体験を開催した。

「クレイモデリング」とは、デザイナーのスケッチを具体化していくにあたり、インダストリアルクレイと呼ばれる工業用粘土を使用し、実物大のカーモデルを制作しながらデザインを練り上げていく工程のこと。今回は日産『フェアレディZ』のデザイン開発モデルや、1/3モデルを使用したモデリング体験が行われた。開催期間を通して、述べ5000人以上の来場があり、人気ブースに。未就学児ブースでは、国内カーメーカー各社で活躍するカーモデラー100名が講師役としてスタンバイし、子供たちをサポートした。

子供たちに車づくりの魅力を伝えるため、クレイモデリング体験のほかにも、デジタルソフトを使った車のぬり絵が3Dモデルとして動く『デジタルモデラー体験』、絵本形式で様々なモデラーの仕事を紹介する『デジタル絵本体験』の2つのエリアを用意。 デジタルモデラー体験では、子供たちがデジタルソフトを使って塗った車の絵が、CGで作られたトラックコースを走る体験を実施した。

トゥールズインターナショナル代表取締役社長の下倉健太郎氏は、「カーモデラーという職業を多くの人に知っていただけて良かったと思います。カーモデラーの創造力と技術が結集し、魅力的で革新的なモビリティが誕生しているのです。そして当社が今回の出展で最も伝えたかったのは、「ものづくりは楽しい!」というメッセージです。子どもたちの笑顔からものづくりの魅力が十分伝わったと考えます。彼らが未来のモビリティイノベーションの牽引役になることを期待します」と語る。

《レスポンス編集部》

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