全方位死角なし、次世代「スマート・コックピット」…コンチネンタルがCES 2024で発表へ

コンチネンタルの次世代「スマート・コックピット」のイメージ
コンチネンタルの次世代「スマート・コックピット」のイメージ全 1 枚

コンチネンタル(Continental)は、2024年1月に米国ラスベガスで開催されるCES 2024において、高性能コンピュータで作動する次世代の「スマート・コックピット」を初公開すると発表した。

次世代のスマート・コックピットは、「サラウンドビュー」を視覚化しているのが特長だ。この360度ビュー・ソリューションは、4台のカメラをベースにしており、車両周辺のすべての領域のモニターを可能にする。これにより、ドライバーは、低速での駐車から、市街地での歩行者や車両の検知まで、さまざまな場面で恩恵を受けることができるという。

また、次世代のスマート・コックピットにより、コンチネンタルはドライビング体験を次のレベルへと導く、と自負する。コンチネンタルは「グーグル・クラウド」とともに、革新的な対話システムをスマート・コックピットに統合する世界初の自動車サプライヤーのひとつになるという。

その基礎となる生成AI(人工知能)は、ドライバーの質問、例えば、適切なタイヤ空気圧やルート沿いの観光スポットなどに答えてくれる。2024年末までに、さまざまな自動車メーカーの30車種に、コンチネンタルの次世代スマート・コックピットが搭載される予定、としている。

《森脇稔》

ピックアップ

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  3. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス、ベネチア国際映画祭の公式車両に…『ES』新型のEVがレッドカーペットに登場へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る