もうひとつの Eクラス「ロング」新型、スポーツサルーン仕様を中国発売

メルセデスベンツ Eクラス L 新型の「スポーツサルーン」仕様
メルセデスベンツ Eクラス L 新型の「スポーツサルーン」仕様全 10 枚

メルセデスベンツは、ミドルクラスの『Eクラスセダン』のロングホイールベース車「EクラスL」(Mercedes-Benz E-Class L)新型の「スポーツサルーン」仕様を中国で発売した。

メルセデスベンツ Eクラス L 新型の「スポーツサルーン」仕様メルセデスベンツ Eクラス L 新型の「スポーツサルーン」仕様

スポーツサルーンは、欧州向けの「アバンギャルド」仕様に相当する。フロントグリル中央に、大型のスリー・ポインテッド・スターがあしらわれるのが特長だ。このフロントグリルは、シングルルーバーで、クロームスターモチーフやクロームサラウンドを採用した。スポーツサルーンには、「AMGスポーツパッケージ」も装着される。フラットボトムステアリングホイールなどがセットされた。フロントグリルの周囲が光るイルミネーションサラウンドを装備することもできる。

新型EクラスLのボディサイズは、全長5092mm、全幅1880mm、全高1493mm、ホイールベースは3094mm。欧州向けの新型Eクラスセダンよりも、ホイールベースは133mm長い。メルセデス・マイバッハ『Sクラス』にインスパイアされたリアの三角窓も外観の特長だ。

メルセデスベンツ Eクラス L 新型の「スポーツサルーン」仕様メルセデスベンツ Eクラス L 新型の「スポーツサルーン」仕様

MBUXスーパースクリーンを、独立したインストルメントディスプレイと組み合わせている。12.3インチの液晶メータースクリーンには3D表示機能が採用された。14.4インチのセンターディスプレイと12.3インチの助手席ディスプレイは、単一のガラスカバーの下に組み込まれている。リアシートを最大36度リクライニングさせたり、シートクッションを伸ばしたり、レッグレストを電動調整したり、ヘッドレストのネックヒーター機能を作動させたりすることができる。また、中国独自の360度アンビエント照明、ワイヤレス充電なども装備している。

新型EクラスLには、Unity Chinaの3Dゲームエンジンが採用されている。中国専用のAMAP上で、より詳細なマップレンダリングを実現した。システムグラフィックスには、草のアニメーション、水の反射、照明効果などが含まれており、現実世界を反映したリアルタイムの没入感を体験できるという。

メルセデスベンツ Eクラス L 新型の「スポーツサルーン」仕様メルセデスベンツ Eクラス L 新型の「スポーツサルーン」仕様

自動レーンチェンジアシスト(ALC)は、SAEレベル2を強化したシステムだ。このシステムは、中国で開発された。アクティブルートガイダンスにより、ALCは中国の高速道路や都市高速道路において、部分的な自動運転を可能にする。システムは自動的に車間距離を保ち、アクティブ・ナビゲーション・ガイダンスに従いながら、高速道路を走行できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクが登場…5月の二輪車まとめ
  2. デリカ『D:6』が登場⁉ 三菱 D:5 がフルモデルチェンジへ…5月の新型車スクープまとめ
  3. スズキ『カプチーノ』復活! 新型スポーツカー情報
  4. AT車も大幅出力アップ…ブリッツから『ジムニー』用・専用ECU付きボルトオンターボシステムが登場
  5. 昭和のクルマがぎっしり! 異空間が新潟にあった…KYOWAクラシックカー&ライフステーション
  6. BMWが「iDrive」システムを改良…今夏から欧州で
  7. 日産、新型ミニバン『タウンスター・エバリア』を欧州で発表…5月の新型車まとめ
  8. スバル『BRZ』現行モデルが生産終了、新型登場かマイナーチェンジか
  9. 2択アンケート「160万円で買うなら、新車の軽? 中古の普通車?」【クルマら部 車論調査】
  10. ジープの新型EV『ワゴニアS』、オフロード仕様を提案…「トレイルホーク」発表
ランキングをもっと見る