デンソー、「モビリティ社会のTier1」を目指し組織変更

デンソーは、2024年1月1日付で組織変更および人事異動を実施すると発表した。

デンソーは11月15日に開催した「DENSO DIALOG DAY 2023」にて、「自動車業界のTier1」から「モビリティ社会のTier1」へと進化し、クルマも含めたモビリティ社会全体の価値最大化を目指すことを宣言。その実現に向け、「モビリティの進化」「基盤技術の強化」「新価値創造」の3つのチャレンジに取り組むことを表明した。

これを具体化するため12月4日、松井靖副社長が財務・ガバナンスを、山崎康彦副社長が技術・人材に対する責任を担い、成長戦略の立案と実行するとともに、技術開発領域の強化・拡大を目指し、CIO(Chief Innovation Officer)を新設することを発表している。

今回発表した組織変更では、全社横断で水素事業推進部を新設する。研究開発センターでは、モビリティエレクトロニクス事業グループ内のUX(ユーザーエクスペリエンス)統括室と研究開発センター内の人間研究・UX開発機能を統合し、CX(カスタマーエクスペリエンス)統括室を新設。ソリューション営業グループでは、グローバル市販拠点の営業機能を統括するソリューション営業企画室を新設する。


《纐纈敏也@DAYS》

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