GM、製品開発チームの再編と新リーダーシップを発表

Ken Morris氏
Ken Morris氏全 4 枚

米国の自動車大手、ゼネラルモーターズ(GM)は2024年1月2日、製品開発チームの再編と、全世界の地域を監督する新たな役割の設立をおこなう。組織の効率化、新車両と技術プログラムの迅速な実装とともに、市場戦略を加速する。

この再編は、GMのグローバル製品開発、調達、供給チェーンのエグゼクティブ・バイスプレジデントであるDoug Parks氏の引退が発端となった。Parks氏は1984年にGMに入社し、現行世代の電気自動車の基盤を含む、全GMブランドと地域の数十の車両の開発を担当する様々なエンジニアリングチームを率いてきた。

GMのMary Barra CEOは、「私たちは何年もの間、GMを全電気化の未来へと移行させる準備をしてきた。Dougのリーダーシップはその中心的な役割を果たしてきた。彼の多大な貢献に感謝する」と述べている。

製品開発のリーダーシップでは、Ken Morris氏とJosh Tavel氏が新たな役割を担当する。Morris氏は、グローバル車両と推進チームの副社長から、製品プログラム、製品安全、モータースポーツのシニア副社長に昇進する。一方、Tavel氏は、カスタマーケアとアフターセールスのグローバル副社長から、エネルギー貯蔵と推進、R&D、製造エンジニアリングのシニア副社長に昇進する。

また、GMはグローバル市場のリーダーシップ変更も発表した。Rory Harvey氏が新たに設立されたグローバルマーケットのエグゼクティブ副社長兼社長に、Marissa West氏がGM北米のシニア副社長兼社長に就任する。

《レスポンス編集部》

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