ギャルが日産の未来を真剣に考える!?「ギャル式ブレスト」で見えたものとは

日産が実施した「ギャル式ブレスト」の様子
日産が実施した「ギャル式ブレスト」の様子全 4 枚

「ギャルマインドで世の中をアゲにする」をミッションにアウターブランディングなどを手がけるCGOドットコムは、日産自動車と「ギャル式ブレスト」を実施し、10年先の未来の自動車についてのアイデアワークショップを実施したと発表した。

現在、自動車は移動手段としての価値が大きく、電気自動車は動く蓄電池としての価値がある。しかし、自動運転技術が発展した10年後の未来は、求められる機能も変わるかもしれない。

そんな中、日産自動車が注力しているのは「ブリコラージュ的発想」だ。「ブリコラージュ」とは、既存のものを組み合わせて新しいものを作る手法で、最先端技術の開発だけでなく、ブリコラージュで生まれる感動にも力を入れている。

日産が実施した「ギャル式ブレスト」の様子日産が実施した「ギャル式ブレスト」の様子

この視点から、ギャルの感性やマインドが新たなヒントになるのではないかと考え、日産は「ギャル式ブレスト」を実施。日産が展示用に製作した3台のコンセプトカーを通じて、10年後の車の提供価値について考えるプログラムだ。

実施後、日産の担当者からは、斜め上からのアイデアが飛び出てきて参考になったとの声が上がった。また、ギャルたちのポジティブな声のおかげで、自分たちのプロダクトに自信を持てたとの声もあったという。

日産は、今回のギャル式ブレストを皮切りに、車の見えている魅力だけでなく、その裏にあるコンセプトや情緒的価値をいかに伝えていくのか、よりターゲットに沿った伝わる発信について考えていきたいと話している。

一方、ギャル式ブレストを提供するCGOドットコムは、企業が展開するプロダクトに対し、ターゲットに刺さる新たな視点でのコンセプト作りや、プロダクト自体の新しい価値を見つけるサポートをしていくとしている。

《レスポンス編集部》

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