白鷺電気工業とその子会社であるしらさぎエナジーは、住友商事100%出資のHakobuneの通勤用車両新サービスを、九州及び熊本県で初めて導入する。
白鷺電気工業としらさぎエナジーは25日、熊本市と「カーボンニュートラルの実現及びレジリエンス強化に関する連携協定」を締結。この協定を通じて、電動車と充電設備の活用による「更なる脱炭素への貢献」及び「災害時における電動車の活用による市民の安全確保の実現」を目指す。
白鷺電気工業の沼田社長は、Hakobuneの「EV通勤×職場充電サービス」導入について、「カーボンニュートラルの実現に貢献する」という企業の計画と合致すると述べた。また、社員にスマートな通勤手段を提供し、企業価値向上を目指すとともに、再生可能エネルギーとの組み合わせによる排出量削減や電力需給調整市場参入も視野に入れていると語っている。
Hakobuneの高橋社長は、通勤用EVの導入が新たなビジネスチャンスを生む可能性があると述べ、この取り組みを通じて、熊本県内、九州圏内、そして日本全国へとサービスを拡大していく意向を示した。