[Pro Shop インストール・レビュー]VW Tクロス(ショップデモカー)by BREEZE 前編…純正と見分けが

[Pro Shop インストール・レビュー]VW Tクロス(ショップデモカー)by BREEZE 前編…純正と見分けが
[Pro Shop インストール・レビュー]VW Tクロス(ショップデモカー)by BREEZE 前編…純正と見分けが全 11 枚

今回は普段の連載と趣向を変えてショップのデモカーを紹介してみることとした。チェックしたのは奈良県にあるBREEZEのデモカーであるVW『Tクロス』。このデモカーの趣旨は「とにかく手軽に良い音を引き出す」こと。その工夫とシステム&取り付けを見てみよう。

【画像全11枚】

◆手軽に良い音を楽しみたい、そんなユーザーに
向けて設定されたシステムをデモカーに搭載

コクピットを見るとまったくの純正状態。スピーカー交換やDSPアンプの設置などを感じさせる部分はどこにもない。コクピットを見るとまったくの純正状態。スピーカー交換やDSPアンプの設置などを感じさせる部分はどこにもない。
ユーザーの使い勝手を考えて純正オーディオを利用するのもポイント。スマホをブルートゥース接続すれば使い勝手も良い。ユーザーの使い勝手を考えて純正オーディオを利用するのもポイント。スマホをブルートゥース接続すれば使い勝手も良い。純正オーディオをそのまま利用するのでもちろんステアリングリモコンなども純正のまま利用可能。これもニーズの高い部分だ。純正オーディオをそのまま利用するのでもちろんステアリングリモコンなども純正のまま利用可能。これもニーズの高い部分だ。

ブリーズのショップデモカーとして製作されたTクロスは「とにかく手軽に良い音を引き出す」ことをコンセプトに、難しいシステムや手の込んだ加工などを一切加えること無く、シンプルでなおかつ音の良い、普段乗りで使えるクルマを目指してプロデュースされている。

(1)スピーカーはすべて純正位置にインナー取り付け、(2)純正システムを使ってスマホからのブルートゥース接続などを利用する手軽な再生システム、(3)DSPアンプを使った調整でサウンドをまとめる、という基本メニューを設定。スピーカーは同ショップのデモボードなどを利用して好みのユニットを選ぶことができる。まずは同ショップの充実したホームページをチェックして、その内容をチェックすることからはじめてみても良いだろう。

Tクロスのコクピットに座ると、ほぼ純正のそれと見分けが付かない。スピーカーはインナー取り付け、さらに音楽プレイヤーはスマホや純正オーディオをそのまま利用しているので当然と言えば当然。ステアリングリモコンも使えるなど、純正の機能をそのまま利用できるのも一般ユーザーにはもありがたい仕様となった。

◆純正オーディオを使いながら高音質化には
DSPアンプを使った詳細な調整が効果絶大

Tクロスの場合は純正ツイーターはAピラーに設置されている。このグリルのある部分の内側にスピーカーが取り付けられている。Tクロスの場合は純正ツイーターはAピラーに設置されている。このグリルのある部分の内側にスピーカーが取り付けられている。ドアにミッドバスが取り付けられている。ここにもクワトロリゴのテンポ65がインナー取り付けされている。ドアにミッドバスが取り付けられている。ここにもクワトロリゴのテンポ65がインナー取り付けされている。DSPを使った調整は専用のソフトを使って詳細に施される。これも大いにインストーラーの技術力が発揮される部分だ。DSPを使った調整は専用のソフトを使って詳細に施される。これも大いにインストーラーの技術力が発揮される部分だ。

スピーカーの取り付けは先にも紹介した通り純正位置にインナー取り付けされる。ただしデッドニングや吸音処理などは必定十分なものを施して最良の音を引き出している。このあたりの詳細は次回の後編でお伝えする。

ところで純正オーディオを利用していることから、より高音質で定位の決まったサウンドを引き出すために、最大のキーワードになっているのがDSPアンプの導入だ。システム的には純正オーディオ→DSPアンプ→スピーカーとDSPアンプを介するシステムを構築したのがポイントだろう。

ブリーズのデモカーに投入したDSPアンプはマッチのUP8 DSP。8チャンネルの内蔵アンプと9チャンネルのDSPを内蔵したコンパクトな高機能DSPアンプだ。このユニットでフロント2ウェイをマルチ接続(ツイーター/ミッドバスを別々にコントロール)、さらに純正リアスピーカー、サブウーファーをコントロールしている。ユーザーの中には後席ユーザーのためにリアスピーカーも鳴らしたいというニーズが根強いため、リアまでをカバーできるチャンネル数を用意したのもデモカーの狙いだ。

こうして調整されたサウンドは、帯域バランス、定位などを最良の状態にセットアップすることができる。純正に対して大きくグレードアップしたサウンドを体感できるのは、スピーカーを交換してることもあるが、DSPによる調整も大きな要因となっている。

◆スピーカーは好みのモデルを選ぶ設定
取り付けの精度の高さで能力を引き出す

ドアスピーカーはご覧の通り純正状態のまま。内張りなどを加工すること無く取り付けるインナー取り付けが実施される。ドアスピーカーはご覧の通り純正状態のまま。内張りなどを加工すること無く取り付けるインナー取り付けが実施される。ドア内部を見るとこの通り、6.5インチのミッドバスユニットが取り付けられている。バッフルの処理なども精度が高い。ドア内部を見るとこの通り、6.5インチのミッドバスユニットが取り付けられている。バッフルの処理なども精度が高い。ツイーターも純正位置であるAピラーにインナー取り付けされている。内張りを見る限りスピーカー交換は意識できない。ツイーターも純正位置であるAピラーにインナー取り付けされている。内張りを見る限りスピーカー交換は意識できない。Aピラーの背面を見るとこの通りクワトロリゴのテンポ10が取り付けられているのがわかる。Aピラーの背面を見るとこの通りクワトロリゴのテンポ10が取り付けられているのがわかる。

スピーカーは交換したいけど、純正内装を変更する加工は施したくない。そんな純正志向のニーズを持つユーザーにとって、スピーカー位置にインナー取り付けするのは願ってもないスタイル。このデモカーはツイーター=Aピラー、ミッドバス=ドアの純正位置にスピーカーがインナー取り付けされている。ただし、ミッドバスは強固なバッフルを用いて確実な取り付け、ツイーターもピラー背面から確実に取り付けられてスピーカーの能力を引き出しているのもプロショップの取り付けならではのこだわりだ。

デモカーではスピーカーにはクワトロリゴのテンポシリーズをチョイスしている(ユーザーは好みでスピーカーを選べる)。ツイーターにはテンポ10、ミッドバスにはテンポ65を組み合わせる2ウェイシステムを構築している。

取り付け精度の高さに加えてDSPを使った調整でサウンドを整えているのも、見えない部分だがプロショップならではの高度なワザと言えるだろう。インナー取り付けなのでこだわり部分は見えないのだが、音に大きく関わってくる部分。同じスピーカーを使っても取り付け&調整でそのサウンドは大きく変わることを憶えておこう。

ブリーズのショップデモカーを今回は紹介した。純正オーディオをそのまま利用したシステムやスピーカーのインナー取り付け、詳細なDSP調整など、シンプルで手軽なシステムでありながら高音質を届けるのがこのクルマの狙い。次回の後編ではもうひとつのこだわりポイントであるスピーカー交換について紹介していこう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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