ちっちゃなカブ、開発担当者らが語るホンダ『リトルカブ』ストーリー

ホンダ・リトルカブ(1997年)
ホンダ・リトルカブ(1997年)全 5 枚

『スーパーカブ』直系の派生モデルとして1997年に誕生したホンダの『リトルカブ』。開発担当者らがその経緯を自ら綴った、初の書籍が『ホンダ リトルカブ』だ。

【画像全5枚】

ホンダ リトルカブ
開発物語とその魅力 新装版
発行・編集:三樹書房
定価:本体1800円+消費税10%
発売:2023年12月

ホンダ・リトルカブは、スーパーカブをベースに前・後輪に小径ホイールを装備するなど足着き性を向上させた、ファッショナブルでコンパクトな原付バイクだ。その愛らしいスタイリングで、多くのファンの支持を得て2017年まで20年にわたって生産され、国内専用モデルとして16万台が販売された。

本書では、本田技術研究所の開発チーム自らが語った開発秘話に加えて、これまで明かされなかった貴重な証言も掲載する。また、歴代の特別仕様車「全モデル」の概要やカタログ、販売実績、ユーザーの声などを網羅。

目次……●リトルカブの開発コンセプトが決まるまで●技術者たちの証言●スーパーカブと同等の燃費を達成●リトルカブのタイヤの耐久性●乗り心地と実用性●あるオートバイ屋さんがつくった新聞配達車●リトルカブの生産ラインの記録●ユーザーの声●ホンダの人々から●年表●販売台数(2017年12月~1997年7月)

2023年は本田技研工業が創立75周年を迎えるにあたり、2020年3月刊行の同書に新デザインのカバーを採用した新装版。

《高木啓》

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