Li Auto、GWM、ZEEKR、XiaomiがNVIDIAのAI技術を採用…CES 2024

GWM HAVAL
GWM HAVAL全 6 枚

NVIDIAは1月8日、CES 2024において中国EVメーカーのLi Autoが、次世代車両の集中型車載コンピューターとしてNVIDIA DRIVE Thoを採用したと発表。 また、同じく中国のGWM(Great Wall Motor、長城汽車)、ZEEKR(ジーカー)、およびXiaomi(シャオミ)が自社のインテリジェント自動運転システムの強化を目的としてNVIDIA DRIVE Orinプラットフォームを採用したことも発表した。

NVIDIAの自動車担当バイスプレジデント・シンジョウ ウー(Xinzhou Wu)氏は、「運輸業界は、高度な自動運転や自律走行のために集中型コンピューティングを採用している。今日のインテリジェント車両に最適なAI車載コンピューターはNVIDIA DRIVE Orinであり、自動車メーカーは将来の車両ロードマップとして、その後継であるNVIDIA DRIVE Thorの高度な機能とAIパフォーマンスにますます注目している」と述べた。

DRIVE Thorは、幅広いインテリジェント機能を単一のAIコンピューティングプラットフォームに統合し、自律走行と駐車機能、ドライバーと同乗者のモニタリング、AIコックピット機能を提供する次世代の集中型車載コンピューターだ。

Li Autoは現在、Lシリーズモデルの運転支援システムAD Maxを駆動するために2つのDRIVE Orinプロセッサを使用している。合計で毎秒508兆回の演算(TOPS)を実現するプロセッサにより、センサー情報のリアルタイムの融合と処理が可能になり、先進運転支援システムでのナビゲーションのためのフルシナリオの自動運転や、車線変更制御(LCC)、自動駐車、自動緊急ブレーキ(AEB)のアクティブセーフティ機能のためのフルシナリオの支援運転を強化している。


《レスポンス編集部》

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 軽ワゴンの走りを変える! ブリッツ、新型『ムーヴ』『ステラ』用スロコンとターボ車ブーストアップパーツを発売
  3. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  4. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  5. 横浜キャンピングカーショー2025…軽モデルから豪華輸入車まで、最新型が登場 10月18・19日開催
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る