メルセデスベンツ、車載ディスプレイで「NFT」デジタルアート展が可能に…CES 2024

メルセデスベンツの車載ディスプレイで「NFT」デジタルアート展が可能に
メルセデスベンツの車載ディスプレイで「NFT」デジタルアート展が可能に全 5 枚

メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は1月10日、インフォテインメントシステムの「MBUX」向け車載アプリ「MBUX Collectibles」に、「NFT」によって保証されたデジタルアートやコレクターズアイテムを表示できるようにすると、CES 2024で発表した。

NFTとは NFT(Non-Fungible Tokens、非代替性トークン)を意味する。ブロックチェーンという分散型台帳に記録される識別子で、絵画、動画、音楽、その他の記録(車のVINなど)に結び付けられる。トークンは同じものが2つとないため、所有者はトークンによって資産の真贋、希少性、プログラマビリティ、インターネット上のトレーサビリティを保証することが可能になる。

MBUX Collectiblesでは、NFTウォレットをユーザーインターフェースに接続することで、プライベートなアートギャラリーを作成することができる。また、メルセデスベンツが監修したデジタルアート展を閲覧することも可能だ。

CES 2024の会場では、車載のMBUX Collectiblesアプリに、「メルセデスベンツNXT」のNFTコレクションを表示している。コレクション「Mercedes-Benz NXT Icons Era 1 Luxury」は、メルセデスベンツの豊かなデザインの伝統を探求する7つのシリーズの第1弾。CES 2024では、第2弾の「Technology」も初公開された。

また、前回のCES 2023へのオマージュとして、メルセデスベンツNXT の「スーパーダッケル(Superdackel)NFT」を初公開した。ダッシュボードに置いて走ると、振動で首を振るキュートな犬「ワッケルダッケル(Wackeldackel)」に着想を得ており、1000個限定で近日発売される予定、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る