畑のスーパーカー?! クボタの次世代ビジョン…CES 2024

クボタ・ニューアグリコンセプト
クボタ・ニューアグリコンセプト全 3 枚

農業機器メーカー、クボタの北米法人はCES 2024で、全電動の多目的車両『ニューアグリコンセプト』を発表すると同時に、クボタのビジョンを具現化する技術を紹介した。

世界最大のテクノロジーイベントでクボタは、食糧生産、清潔な水、環境といった社会問題での顧客へのソリューション提供について、130年以上の自社の歴史を基に、2030年のビジョンと、技術統合への全体的なアプローチを発表した。自動データ収集、監視、潜在的な問題の特定、労働問題へ対応、水管理、生産性向上のためのデータプラットフォームなどの分野での技術開発が期待される。

「クボタは機器提供者からソリューション提供者へと自らを変革している」と、クボタの執行役員で新たにクボタトラクター社の社長に就任したトッド・ストゥッキー氏は述べた。「クボタは多機能性、耐久性、信頼性によってコンパクト機器市場でよく知られており、所有しやすく、操作しやすいと評価されていた。今後それらは進化して、直感的に使えて、データとAIをユーザーに提供し、ユーザーの生活をより簡単に、より生産的に、より効率的にしていく」。

多目的車両ニューアグリコンセプトは、多様な作業をサポートする柔軟性を持つよう設計された。標準的な3点ヒッチを備えるので、草刈りや耕作などの一般的な業務で既存製品を実装することが可能だ。駆動モーターは6基を搭載する。10%から80%までの充電は6分未満となっており、充電時間による車両のダウンタイムを減らす。さらに、電動なので住宅地や夜間でも静かに操作できることも特徴だ。

《レスポンス編集部》

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