未来の「動く住宅」は広さも変わる! ピニンファリーナがデザイン…CES 2024

ピニンファリーナがデザインしたACフューチャー『eTH』
ピニンファリーナがデザインしたACフューチャー『eTH』全 11 枚

ピニンファリーナがデザインした未来の「動く住宅」がCES 2024で初公開された。ピニンファリーナと提携を結んだACフューチャーが出品したのは、「Electric Transformer House」を意味する『eTH』だ。

eTHの最大の特長は、可動式のボディパネルだ。ボタンを押すだけで、左右と後方のボディパネルが移動し、室内空間が400平方フィート(約37平方m)まで拡大する。

eTHは、可動式のボディパネルに加えて、折りたたみ可能なモジュール式の家具も備えている。これらの家具は運転や駐車がしやすいように、折りたたまれる。住居としても、移動オフィスとしても利用できるという。

eTHは、「車輪のついた家」というコンセプトを再定義する。開閉式のソーラーパネル付きの屋根は、太陽光を取り込んで25kWhの電力に変換する。さらに、eTHの大気圧からの水生成システムは、空気中の水分を毎日最大50リットルの清潔な水に変える。

コックピットには、最新の運転支援技術、フレキシブルなダッシュボード&オフィスデスク、エンターテインメントを搭載した。eTHのすべての機能やパワートレインは、グリーンエネルギーで駆動される。7日間のオフグリッド機能も備わる。単なる車輪のついた家を超えた存在、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る