インテルは、AI搭載のSDV(ソフトウェア定義自動車)向け「システム・オン・チップ(SoC)」の新製品を、CES 2024 で発表した。
新しいSoC製品の開発では、自動車メーカーが求める拡張性のあるパワーとパフォーマンスを追求した。これらのSoC製品は、インテルのAI PCロードマップのAIアクセラレーション機能を特長とし、ドライバーと乗員のモニタリングなど、車両でのAIユースケースを実現するという。
インテルはCES 2024において、生成AI、電子ミラー、HD画質のビデオ会議通話、PCゲームなど12のワークロードのデモを、複数OSで同時実行できるクリティカルなユースケースを含めて行った。デモを通じて、自動車メーカーが、独自のカスタムソリューションとAIアプリケーションを組み込みながら、従来の電子制御ユニット(ECU)アーキテクチャーを統合し、効率性、管理性、拡張性を向上させる手法を紹介している。