BYDが自動車にドローンを組み込む、ワンクリックで離陸と着陸が可能

無人機システムを搭載したBYDの仰望(YANGWANG)U8
無人機システムを搭載したBYDの仰望(YANGWANG)U8全 3 枚

BYDは1月16日、中国で開催した「2024 BYD Dream Day」において、世界初の車両統合型の無人機システム(UAS)などのテクノロジーを発表した。

BYD Dream Day 2024のメインは、さまざまなインテリジェンス体験で、BYDの最先端のインテリジェント技術を披露した。NOA(自動運転のためのナビゲーション機能)を搭載したデンツァ(DENZA)『N7』や、無人機システムを搭載した仰望(YANGWANG)『U8』のデモ、eコンセプトカーの試乗やeパーキング、知能エントリーシステムなど、さまざまな技術が紹介された。

BYDは、世界初の車両統合型無人機システムを開発し、自動車向けドローンベイの先駆けとなった、と自負する。中国に本拠を置き、民生用ドローンやその関連機器を手がけるDJIと、システムを共同開発した。

このシステムには、インテリジェント・ストレージ、自動バッテリー交換、充電管理が組み込まれており、ワンクリックでの離陸と着陸が可能。また、高精細で高フレームレート、低遅延の画像伝送をサポートし、車内に送られてくる空中の景色が旅行体験を向上させる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  5. 今どき? ダウンサスが注目される理由とは…夏のカスタムHOW TOまとめ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る