D1参戦の衝撃ドリフトマシンにニュルを走った本物GRスープラが登場! トーヨータイヤの出展車両6台に注目…東京オートサロン2024

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MAZDA SAVANNA RX-3(FURSTY)x PROXES R888R
MAZDA SAVANNA RX-3(FURSTY)x PROXES R888R全 43 枚

1月12日から14日まで千葉県の幕張メッセで開催されたのが、日本一のカスタムカーショーともいわれている「東京オートサロン2024」。そこでトーヨータイヤブースには、6台のカスタムカーやレーシングカーを展示。同社のブランドステートメントである「まだ、走ったことのない道へ。」を体現する車両が今年も勢ぞろいした。

マッド・マイク選手の超かっこいいRX-3ワゴンが衝撃のD1GPでデビュー!

MAZDA SAVANNA RX-3(FURSTY)x PROXES R888RMAZDA SAVANNA RX-3(FURSTY)x PROXES R888R

ドリフトで世界的に有名でトーヨータイヤのアンバサダーを務めるマッド・マイク選手。今シーズンよりFDJ(FORMULA DRIFT JAPAN)からスイッチしてD1GPに参戦することが発表された。その驚きのマシンはマツダ『サバンナ RX-3 ワゴン』で、マイク選手によって“FURSTY”と名付けられた。

MAZDA SAVANNA RX-3(FURSTY)x PROXES R888RMAZDA SAVANNA RX-3(FURSTY)x PROXES R888R

このFURSTYは、マイク選手が約20年前にニュージランドで実際に乗っていたその車両そのもの。思い出の愛車を今回リメイクし、TCP Magicが作り上げた4ローターNAエンジンを搭載する。エンジンは4ローターのNAでペリフェラルポート仕様で約500psを発揮する。

レトロでかわいく見えるが、ボディキットはロケットバニーのエアロを今回の東京オートサロンに合わせて製作。超ワイド&シャコタン仕様に仕上げられている。

MAZDA SAVANNA RX-3(FURSTY)x PROXES R888RMAZDA SAVANNA RX-3(FURSTY)x PROXES R888R

タイヤは「PROXES R888R」を装着。前後とも15インチ(F:205幅、R235幅)を装着し、レトロイメージとするが、トーヨータイヤのラインアップで最大グリップを発生させるR888Rは、確実に路面を捉え、速くて角度のあるドリフトを実現してくれるだろう。

MAZDA SAVANNA RX-3(FURSTY)x PROXES R888RMAZDA SAVANNA RX-3(FURSTY)x PROXES R888R

D1GPでは1,000馬力オーバーの怪物マシンが集まる中で、軽量コンパクトなこのFURSTYがどのような走りをみせてくれるのか。D1GPは5月10日の奥伊吹で開幕するので、ぜひ会場に足を運んでほしい。

木下隆之選手はトーヨータイヤ/リングレーシングとタッグで頂点を目指す!

TOYO TIRES With Ring Racing TOYOTA GR Supra GT4 evo x PROXES レーシングスリック(ニュルスペック)TOYO TIRES With Ring Racing TOYOTA GR Supra GT4 evo x PROXES レーシングスリック(ニュルスペック)

今回の東京オートサロン開催に合わせて、ニュルを走る本物のトヨタ『GRスープラ GT4 evo』が海を渡って展示された。ドイツ・ニュルブルクリンクでの耐久レースを前提に開発された「PROXES レーシングスリック(ニュルスペック)」を装着。高いグリップだけでなく耐久レースを戦い抜くタフな耐摩耗性、ニュルブルクリンクのハイスピードコーナーやジャンプをも受け止める懐の深い性能が必要とされる。

TOYO TIRES With Ring Racing TOYOTA GR Supra GT4 evo x PROXES レーシングスリック(ニュルスペック)TOYO TIRES With Ring Racing TOYOTA GR Supra GT4 evo x PROXES レーシングスリック(ニュルスペック)

さらに気候が変動しやすいニュルでは温度変化にも強いタイヤでなければならない。グリップ・耐久性・環境変化に対応すべく、この1年でさらに進化を重ねており、いまやライバルメーカーとも遜色のない性能へ開発が進められた。

TOYO TIRES With Ring Racing TOYOTA GR Supra GT4 evo x PROXES レーシングスリック(ニュルスペック)TOYO TIRES With Ring Racing TOYOTA GR Supra GT4 evo x PROXES レーシングスリック(ニュルスペック)

そして2023年1月よりPROXESのブランドアンバサダーをつとめる木下隆之選手は、2023年からスポットで参戦し、2024年ニュル24時間耐久を含む現地NLSシリーズへとフル参戦することを発表。クラス10でのチャンピオン獲得に向けて挑戦がスタートする。

松山北斗選手は「GRカローラ」でTeam TOYO TIRES DRIFTから参戦!

TOYOTA GR COROLLA D1GP Prototype x PROXES R888R DriftTOYOTA GR COROLLA D1GP Prototype x PROXES R888R Drift

トーヨータイヤのサポート選手であり、FDJ2022王者である実力派ドライバーの松山北斗選手。今期D1GPにワークス体制で「Team TOYO TIRES DRIFT」から参戦することを発表。装着タイヤは「PROXES R888R Drift」

TOYOTA GR COROLLA D1GP Prototype x PROXES R888R DriftTOYOTA GR COROLLA D1GP Prototype x PROXES R888R Drift

特徴的なトレッドパターンは左右非対称で、グリップとコーナリング性能を両立。特に荷重が強く掛かるアウト側はワイドなブロックとすることで、マシンをしっかりと支えてハンドリング性能をアップ。そんなピュアスポーツタイヤであるR888をベースに、さらにドリフトに向けて進化させたのがこのタイヤだ。

TOYOTA GR COROLLA D1GP Prototype x PROXES R888R DriftTOYOTA GR COROLLA D1GP Prototype x PROXES R888R Drift

昨年のD1GP最終戦では、逆転でTeam TOYO TIRES DRIFTの#66 藤野秀之選手がチャンピオンを獲得。そんなD1GPチャンピオンスペックのタイヤで、2024年シーズンも2年連続でタイトルを狙う。

「東京国際カスタムカーコンテスト」最優秀賞獲得!スバル「レガシィ アウトバック BOOST GEARパッケージ コンセプト」

SUBARU LEGACY OUTBACK BOOST GEAR PACKAGE x OPEN COUNTRY A/TⅢSUBARU LEGACY OUTBACK BOOST GEAR PACKAGE x OPEN COUNTRY A/TⅢ

スバルとのコラボレーションで思い切ったカスタマイズを施したのが、スバルレガシィ アウトバック BOOST GEARパッケージ コンセプト」。ボディ外装はドアにちょっとしたタオルや手袋などを干しておけるケーブルを装着。ヘッドライトやボディにはゴム製ガードを備えて、自転車やスノーボードなど遊びのギアを気兼ねなく立てかけられるようにカスタム。フェンダーに工具をマグネットで固定しておける工夫も備わる。車体後部のトレーラーには遊びのギアと自転車などを装備する。

SUBARU LEGACY OUTBACK BOOST GEAR PACKAGE x OPEN COUNTRY A/TⅢSUBARU LEGACY OUTBACK BOOST GEAR PACKAGE x OPEN COUNTRY A/TⅢ

そんなどこでも楽しめるようにカスタマイズされたアウトバックの足元には「OPEN COUNTRY A/TIII」を装着。OPEN COUNTRY A/TIIIはドライ路面のアスファルトからウエット路面、シャーベット、圧雪まで対応。冬用タイヤ規制でも通行可能な本格オールテレーンタイヤだ。

SUBARU LEGACY OUTBACK BOOST GEAR PACKAGE x OPEN COUNTRY A/TⅢSUBARU LEGACY OUTBACK BOOST GEAR PACKAGE x OPEN COUNTRY A/TⅢ

だからこそ、どんなフィールドでも存分に楽しめるパッケージを備えたアウトバックにはベストマッチな選択。アスファルトの高速道路移動も静かで快適。そこから本格的なオフロードにも対応できるタイヤで楽しめるアウトバックを提案する。

三菱『トライトン』 はトーヨータイヤの“青”でアグレッシブにカスタマイズ

MITSUBISHI TRITON x OPEN COUNTRY R/TMITSUBISHI TRITON x OPEN COUNTRY R/T

トーヨータイヤは2月より国内導入となる新型三菱『トライトン』を、カスタマイズして展示。タイヤは「OPEN COUNTRY R/T」を装着する。トライトンは山や川で思い切り楽しめるようにカスタマイズ。車高を上げ、悪路にも気兼ねなく入れるようにし、トランクには遊べるギアが満載。そんなアウトドアを楽しむ提案だ。

MITSUBISHI TRITON x OPEN COUNTRY R/TMITSUBISHI TRITON x OPEN COUNTRY R/T

また、トライトンは久しぶりの日本再導入となる。搭載されるエンジンは2ステージターボで、高い標高でもきっちり過給できるように設計。2.4Lディーゼルターボエンジンの太いトルクでグイグイと山道を登り、そんな本格的なオフロード走行に対応する設計が、世界各国で愛されているトライトン。

1番はタイヤのワイルドさを足元に取り入れたいが、しかし普段の街乗りではドライブも楽しみたい。そんな幅広い使い方にマッチするのが、まさにOPEN COUNTRY R/Tなのだ。

MITSUBISHI TRITON x OPEN COUNTRY R/TMITSUBISHI TRITON x OPEN COUNTRY R/T

ショルダー部はマッドテレーン性能を持ち、センター部はオールテレーン性能を持たせるトレッドパターンでストリートからオフロードまで対応。パターンノイズを低減したブロック配置でアスファルトでの快適性を高めている。最近では軽自動車にマッチングさせるパターンも定番で、同社の三菱『デリカミニ』も相性抜群だ。

ダカール2024の新クラス「Mission 1000」参加中の「HySE-X1」

水素燃料エンジン実験車「HySE-X1」x OPEN COUNTRY SxS水素燃料エンジン実験車「HySE-X1」x OPEN COUNTRY SxS

モーターサイクル用エンジンを使った水素エンジン車で、現在過酷なダカール2024に参戦しているのがこの『HySE-X1』。タイヤはオフロードの走破性と岩場などのタフなコンディションでの耐久性に優れた本格オフロードタイヤ「OPEN COUNTRY S×S」を装着する。

水素燃料エンジン実験車「HySE-X1」x OPEN COUNTRY SxS水素燃料エンジン実験車「HySE-X1」x OPEN COUNTRY SxS

OPEN COUNTRY SxSは、数々のデザートレースで輝かしい成績を残している「OPEN COUNTRY M/T-R」のトレッドパターンを踏襲。性能とデザインはそのままに、その名の通りサイドバイサイド車両専用にパッケージングされている。過酷なオフロードを走破するために、耐久性とトラクション性能が備わるタイヤだ。

TOYO TIRES…東京オートサロン2024TOYO TIRES…東京オートサロン2024

このようにトーヨータイヤの2024年シーズンは、オンロード・ドリフト・オフロードと実に多種多様な展示車両で来場者を楽しませてくれた。そしてニュルブルクリンク耐久レースへの参戦とD1GPへの新車を2台投入というワクワクするニュースばかり。

そして今回展示した車両のなかには愛車に付けられるタイヤもラインナップ。愛車に同じタイヤをつけることで、愛着もさらに深まるはず。トーヨータイヤの今後の新製品の登場も、楽しみにしたいと思う。

TOYO TIRES 東京オートサロン2024 スペシャルサイトはこちら

《加茂新》

加茂新

加茂新|チューニングカーライター チューニング雑誌を編集長含め丸15年製作して独立。その間、乗り継いたチューニングカーは、AE86(現在所有)/180SX/S15/SCP10/86前期/86後期/GR86(現在所有)/ZC33S(現在所有)。自分のカラダやフィーリング、使う用途に合わせてチューニングすることで、もっと乗りやすく楽しくなるカーライフの世界を紹介。

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