中国EVメーカーのNIOが、持続可能な企業ランキング「2024グローバル100」に選出

NIO ET7
NIO ET7全 3 枚

中国の新エネルギー自動車メーカー「NIO(ニオ)」が、持続可能な経済をリードする企業を表彰する「2024グローバル100」に選出された。全世界の6733社が評価された中で、ニオは前年の79位から29ランクアップし、50位に位置づけられた。

このランキングは、持続可能な経済に特化したメディア兼研究機関であるコーポレートナイツが毎年発表している。1億ドル以上のグローバル収益を持つ6733社の公開データに基づき、25の定量的、5の定性的な指標を用いて評価が行われる。ニオは持続可能な収益と投資で満点を獲得した。

国連グローバルコンパクト(UNGC)のメンバーであるニオは、持続可能な開発哲学を企業の核心価値とビジネス決定に取り入れ、ESG経営と実践を継続的に改善し、国連の持続可能な開発目標に対して具体的な行動で応え、社会各界の期待に応えている。2023年には、中国で初めてSBTi(科学的根拠に基づく目標イニシアチブ)への参加を表明した。

また、内部炭素価格(ICP)システムを設立し、企業の炭素排出削減の意思決定に基盤と方向性を提供している。最近では、工業情報化部(MIIT)によるグリーンサプライチェーン管理企業に名を連ね、安徽省の2023年トップ10低炭素応用シナリオに選ばれた。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  3. 30年ぶりの快挙!ランチア『イプシロン ラリー4 HF』、欧州選手権で初勝利
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る