[音響機材・チョイスの勘どころ]“非モニター”メインユニットのトレンド分析:ケンウッドの場合

ケンウッド・U382BT
ケンウッド・U382BT全 1 枚

カーオーディオシステムの性能を高めたいと考えている方々に向けて、その思いを実現させようとするときに役立てていただこうと、音響機材の選択のキモを説明している当シリーズ。今回は、「非モニターメインユニット」の「トレンド分析・ケンウッド編」をお届けする。

ところで、「非モニターメインユニット」を豊富にラインナップしている国産大手カーエレクトロニクスメーカーは、今やケンウッドとカロッツェリアの2社だけだ。20年ほど前と比べるといくつかのメーカーが当市場から撤退している。その中にあってこの2社は、今も製品を複数展開し続けている。

ただしケンウッドの方は、数年前と比べると製品数は少数精鋭化されている。現在は、2DIN機を2機種、1DIN機を3機種用意するにとどめている。

ではラインナップの中身を具体的に見ていこう。顔ぶれを確認すると、残されているのは高機能機だ。すべての機種がBluetoothに対応し、各機ともサウンドチューニング機能が充実している。今やクルマの中でも音楽はスマホで聴くというドライバーが多くいるはずだが、そうであるとケンウッドの各機ならスマホを便利に活用できる。都度の接続が自動で行われ、曲送り等の主要な操作を車載機側でも実行できる。

サウンドチューニング機能については以下のような利点を有する。まず「タイムアライメント」を搭載していて、イコライザーは一般的な「メインユニット」としては最高レベルの仕様と言える「13バンドグラフィックイコライザー」を搭載。さらには「サブウーファー出力」を持つのでサブウーファーの追加が容易に行えて、「クロスオーバー」機能も有するので低音を比較的にきめ細かくコントロールできる。

なお2DIN機と1DIN機でそれぞれCDメカを省いた機種を1機種ずつ用意していて、それらはその分価格が手頃だ。昨今はCDが聴かれることがめっきり減っていて、そうであればCDメカレス機を選べば初期投資を少なくできる。

ところで1DIN機の1機種(CDメカレスモデル)を除いた4機種は、「アレクサ」も搭載済みだ。なので、音声にてさまざまな操作を行える。例えば、「ノリの良い曲をかけて」と言えば該当する楽曲を自動選曲してくれる。また、ニュースを読んでもらえたり天気予報を確認できたりもする。

“非モニター”メインユニットを買い換えようとする向きはリーズナブルであることも重視するが、そうはいっても高機能なモデルが良いというのなら、ケンウッドの各機は候補に成り得る。

今回は以上だ。次回はカロッツェリアのラインナップを分析する。お楽しみに。

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『NX』ビッグマイナーチェンジはこうなる…新デザイン採用で商品力を大幅強化か
  2. レクサス『ES』新型、世界初技術「レスポンシブヒドゥンスイッチ」採用…東海理化が開発
  3. 三菱『アウトランダー』に本格オフロード仕様登場か!? トライトン譲りの「レイダー」
  4. 「飛びついちゃうよね」第3のエコカーがフルモデルチェンジ!? 次期ダイハツ『ミライース』に期待の声
  5. ホンダ『シビックタイプR』受注停止のままモデルチェンジへ、登場は2026年秋か…最終デザイン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ボルボカーズ、2028年以降の車両にアプティブのGen 8レーダー採用へ…悪天候や複雑な市街地でも高精度センシング
  2. ボッシュ、ヒューマノイド向け需要拡大でロボティクス事業を強化
  3. アステモが執行役員を解任、「職務遂行の適切性に問題」…子会社社長も交代
  4. SDV時代、進化するアフターマーケットの“今”と“未来”が一堂に…「アウトメカニカ フランクフルト 2026」9月8~12日開催
  5. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
ランキングをもっと見る