ゴルフカーに水素エンジン搭載、ヤマハ「DRIVE H2」を世界初公開

・ヤマハが水素エンジンゴルフカー開発

・米国PGAショーで世界初公開

・脱炭素技術への新たな挑戦

水素エンジンを搭載したゴルフカー DRIVE H2
水素エンジンを搭載したゴルフカー DRIVE H2全 2 枚

ヤマハ発動機の連結子会社であるYGC(ヤマハゴルフカーカンパニー)は、水素エンジンを搭載したゴルフカー『DRIVE H2』をゴルフ業界最大級のイベント「PGAショー」にて世界初公開した。

DRIVE H2は、4人乗りゴルフカー『DRIVE2 CONCIERGE4』をベースに、水素エンジンを採用している。燃焼時にCO2を排出しない水素エンジンは環境に優しい内燃機関として注目されており、ヤマハ発動機は、この技術を使って、脱炭素社会への移行を目指している。

車両には、気体用高圧水素タンク2本(各25リットル)が搭載されており、運転席下と後部座席背面に配置されている。ヤマハ発動機は、この水素エンジンを使ったコンセプトモデルを発電機やROV(レクリエーショナル・オフハイウェイ・ビークル)などにも応用しており、今回のPGAショーでの発表は、同社の脱炭素に向けた取り組みを世界に向けてアピールするものだ。

PGAショーは、全米プロゴルフ協会が主催し、世界中のゴルフビジネス関係者が集まるイベントである。今年は1月24日から26日まで行われている。ヤマハ発動機の「DRIVE H2」は、そんなビジネスの場で注目を集め、脱炭素技術の可能性を示している。

《纐纈敏也@DAYS》

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