BMW『4シリーズ・クーペ』に改良新型、新LED採用で表情変化

BMW 4シリーズ・クーペ 改良新型
BMW 4シリーズ・クーペ 改良新型全 10 枚

BMWは1月31日、2ドアクーペの『4シリーズ・クーペ』(BMW 4 Series Coupe)の改良新型を欧州で発表した。

改良新型には、スリムなLEDヘッドライトと垂直に配置されたBMWキドニーグリルによって形成された力強いフロントマスクを採用した。グリルのエアインテークは、標準仕様でも「Mスポーツ・パッケージ」を装着した場合でも、メッシュパターンになる。その周囲はマットクローム仕上げになった。

ヘッドライトは、視覚的にも機能的にもアップグレードされた。内部のLEDユニットのデザインが変更され、ロービームとハイビームが単一LEDの新しい構造になっている。縦長で矢印の形をしたLEDユニットが、サイドライト、デイタイムドライビングライト、ウインカーの機能を担う。リアは、テールランプが新しい。

オプションのMスポーツ・パッケージでは、リアバンパー下側のディフューザーをブラックハイグロスで塗装した。リアバンパーに組み込まれたエグゾーストパイプは、直径が90mmから100mmに拡大する。「Mスポーツ・パッケージ・プロ」と「Mカーボン・エクステリア・パッケージ」も選択できる。

「Mパフォーマンス」仕様では、BMWキドニーグリルにハイグロスブラックのサラウンドが施され、水平に配置されたバーにはMのロゴをあしらう。従来はセリウムグレーで仕上げられていたフロントバンパーのエレメントは、すべてハイグロスブラック仕上げになった

改良新型には、新しいスポーツシートと新デザインのステアリングホイールを標準装備した。大型の「BMWカーブド・ディスプレイ」も採用する。上質な素材と、空調システムの新しい操作コンセプトが、コックピットのプレミアムな雰囲気をさらに高めている。

標準装備のスポーツシートは、「センサテック」と呼ばれるパーフォレーテッド素材を使用する。Mスポーツ・パッケージまたはMパフォーマンス仕様ではシート表皮にブラックの「Mパフォーマテックス」が装備された。BMWで初採用となるこのベロア素材は、高品質とスポーティなデザインに加え、軽量化と持続可能性に最適化された製造方法を兼ね備える、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る