[音響機材・チョイスの勘どころ]“非モニター”メインユニットのトレンド分析:カロッツェリアの場合

カロッツェリア・MVH-7500SC
カロッツェリア・MVH-7500SC全 1 枚

愛車のサウンドシステムをビルドアップさせたいと考えているドライバー諸氏に向けて、それを実践に移そうとするときに役立つ製品情報を多角的に発信している当連載。今回は、カロッツェリアの「非モニター・メインユニット」の顔ぶれを紹介していく。

さて、かつてはカーオーディオのメインユニットといえばモニターを持たない2DIN機または1DIN機が主流だったが、今ではこれらを使うドライバーは少数派だ。昨今は、AV一体型ナビ、もしくはディスプレイオーディオが選ばれることが多くなっているからだ。しかし、「音楽が聴ければ良い」、もしくは「リーズナブルなモデルが欲しい」と考えるときには、「非モニター・メインユニット」が候補の筆頭に浮上する。

ただし、それらを数多くラインナップする大手国産カーエレクトロニクスメーカーは今や、ケンウッドとカロッツェリアの2社のみだ。なので選択肢は、かつてと比べて少な目だ。

では前回の記事ではケンウッドのラインナップを紹介したので、今回はカロッツェリアの製品展開を見ていこう。

同社は現在、「非モニター・メインユニット」を計12機種持っている。2DIN機を2機種揃え、1DIN機は大量10機種を用意する。

まず2DIN機では、高機能モデルと割り切りモデルとが居並ぶ。1つはBluetoothと高性能DSPを搭載し、もう1つはそれらを省いて手頃な価格を実現している。

一方1DIN機の方はCDメカレスモデルを4機種、CDメカ搭載モデルを5機種擁して、それぞれでBluetoothや高性能DSPを装備するしない等々で細かくバージョン違いを設定している。なのでユーザーは予算を鑑みながら自分にとって必要な機能を取捨選択していくことで、マイベストに辿り着ける。そしてさらには、CD/DVDメカを搭載するモデルも1機種加えられている。

ところで1DIN機の中には1機種、意欲作も名を連ねる。それは『MVH-7500SC』だ。当機は、スマホ連携力が高いことを最大の特長としていて、なんとスマホをディスプレイとして活用できる。また主要なスマホアプリを、物理キーを操作することで立ち上げられるようにもなっている。運転中にスマホのタッチ画面を注視することなく操作するのはほぼ不可能だが、当機ならブラインドタッチで主要アプリを起動可能だ。

なお「ネットワークモード」に対応するモデルもいくつかあり、それらを選ぶと本格システムも構築できる。音にこだわりたいという向きには、同モードに対応したモデルがお薦めだ。

今回は以上だ。次回からは新章に突入する。お楽しみに。

《太田祥三》

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