南海電鉄6000系、無塗装車両と現行塗装車両の撮影会 3月2日開催

南海6000系復刻無塗装車
南海6000系復刻無塗装車全 6 枚

南海電気鉄道では3月2日に、南海の現役車両では最古の6000系のうち、無塗装の車両と、現行のラインカラーを施した車両の撮影会を、小原田検車(車庫)で実施する。

6000系車両は1962年から高野線で運転を開始し、60年以上活躍しているステンレス車両だ。特急車両を除いて、南海で現存する車両では唯一、片開き方式のドアを装備した車両でもある。総勢72両が製造されたが、新造車両への置き換えが進み、現在は24両が在籍する。

現在は車体に他の車両と同様の青・オレンジのラインカラーや「NANKAI」ロゴを施しているが、運行から60年以上となり、多くの利用者から「ステンレス無塗装を復活させてほしい!」との要望があった。南海では、6000系車両(6001編成+6028編成の6両編成1本)を1992年ごろのステンレス無塗装に戻し、2023年9月から運行しており、多くのファンから好評だという。

6000系車両2編成での撮影会は貴重な機会だ。撮影会は3月2日に2回実施する。小原田検車は和歌山県橋本市小原田にあり、最寄りの高野線御幸辻駅から徒歩約20分。1編成は4番線に、もう1編成は6番線に留置し、中間の5番線は通路として使用する。

参加費は大人(中学生以上)が1万3000円、小児(小学生)が6500円。小学生のみ、および幼児は参加できない。交通費は各自の負担となる。ぶらりたびホームページから事前に申し込む。募集人数は各回120人の計240人、募集期間は2月6日10時~13日17時。先着順で募集人員に達した時点で募集を終了する。

なお、参加者には撮影会限定グッズの6000系マフラータオルをプレゼントする。あわせて、目玉商品「貫通扉車号板」などの鉄道部品オークションを参加者限定で行なう予定だ。

《レスポンス編集部》

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