プラレール65周年:『想像を駆動』した青いレール…商品累計1962種類

プラレール65周年ロゴ
プラレール65周年ロゴ全 26 枚

タカラトミーが展開する鉄道玩具『プラレール』が、2024年に発売65周年を迎えた。これを記念し、イベントや新商品を通じて、鉄道の魅力と想像する楽しさを伝える「プラレール65周年その想像を駆動させるプロジェクト」が年間を通じて実施される。

65周年プロジェクトの公式アンバサダーには、謎解きクリエイターの松丸亮吾さん、筑波大学の三谷純教授、一畳プラレールの提唱者ぺたぞうさんが就任した。彼らはSNSを活用し、子どもから大人まで参加できる創造力をつなぐ企画を展開する。また65周年のロゴは、プラレールの象徴である青いレールを使って「65」という数字を表現しており、実際にレールを組み立てて再現することが可能だ。

公式アンバサダー企画として「プラレールからの挑戦状」と題したチャレンジ企画が実施される。アンバサダーがSNSで挑戦し、参加者も同じ課題に挑戦して作品を投稿することで、プラレールを通じたコミュニティが形成される。

記念の新商品としては、山形新幹線の新型車両「E8系つばさ」を模したオールインワンセットが発売される。価格は6380円(消費税込)で、3月16日から販売開始。新開発の「S字レール」も付属し、よりリアルな遊びが楽しめる。

イベントでは、4月5日から「JR東日本プラレールスタンプラリー2024」が開催される。首都圏のJR東日本20駅と東京モノレール2駅、新幹線の3駅が対象となり、5月1日からは15日間限定で「山手線プラレール号」(1編成11車両)が運行される。

プラレールの原型は、金属の玩具が主流であった1959年に、当時の最新素材であったプラスチックの玩具として発売された「プラスチック汽車・レールセット」だ。最新車両をいち早く商品化するなど常に新たな発想や流行を取り入れ、子どもたちの憧れを形にした商品を発売してきた。象徴的な青いレールは、当時家族が団らんの時を過ごした「ちゃぶ台」の上で遊べるサイズ=曲線レールを8本つなげてできる円の直径を47cmとして設計され、この規格は今でも変わりない。当時のレールと最新のレールをつなげて遊ぶこともでき、3世代にわたって楽しめる。

●日本でこれまでに発売された商品の種類:累計1962種類(2023年12月現在)
●日本でこれまでに販売された商品の数:1億8698万個以上(2023年12月現在)
●「プラレールの日」(1994年~):10月14日。プラレールで初の電動車両が発売された月であり、鉄道の日でもあることから。

《レスポンス編集部》

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