フォルヴィアとシンビオ、水素モビリティで未来へ…水素・燃料電池展2024に出展予定

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フォルヴィアは、2月28日から3月1日まで東京ビッグサイトで開催される「[国際]水素・燃料電池展~H2&FC EXPO~」に出展する。同展は水素エネルギーと燃料電池技術の最新動向を披露する展示で、スマートエネルギーウィークの構成展のひとつ。

フォルヴィアは、水素モビリティの世界的リーダーになることをめざし、2018年以降4億ユーロを超える投資を研究開発や戦略的パートナーシップ、買収に注ぎ込んでいる。2030年までには、シンビオと合わせて35億ユーロの売上を目標にしている。

同社は、車載用水素貯蔵、水素供給、大容量貯蔵ソリューションを通じて、ゼロ・エミッションモビリティを実現する水素ソリューションプロバイダーとして位置づけられている。乗用車、バン、中型・大型トラック、水素輸送トレーラー、充填ステーションなど、幅広い用途に対応するソリューションを提供している。

シンビオは、燃料電池システムの設計、製造、販売を行う主要企業であり、フォルヴィアと共に水素貯蔵システムや燃料電池スタックシステムを通じて、水素ドライブトレインの75%をカバーしている。展示会では、フォルヴィアとシンビオがどのように革新を続け、エネルギー転換のための持続可能なソリューションを強化しているかが紹介される。

主な出展品

小型商用車用水素貯蔵システム……フォルヴィアは、積載量、利用可能空間、および自動運行といった要件に配慮しつつ、車両に容易に組み込むことができる水素貯蔵システム一式を開発・製造している。70Mpaのタイプ4タンク複数本で構成されるこのシステムは航続の大幅な延長が可能だ。

コンテナ式水素貯蔵・輸送ソリューション……大型軽量タンクとモジュール構造により、世界最高水準の積載量を実現する。圧縮水素を貯蔵できるこの軽量化ソリューションは、水素輸送コストとCO2排出量の大幅な削減が期待できる。

シンビオ H2Motive StackPack 75……中出力燃料電池ソリューション。現在の市場の燃料電池基準よりも20%軽量でありながら、2倍の出力密度を提供する。幅広い自動車用途、中型トラック、および路線バスに対応している。

フォルヴィアは[国際]水素・燃料電池展~H2&FC EXPO~展に、ミシュラン、ステランティスとの合弁会社であるシンビオと共に参加する。

《レスポンス編集部》

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