ホンダ、船舶に次世代技術導入へ…自動化とAIベースのテクノロジー

ホンダBF350 Sea Born
ホンダBF350 Sea Born全 4 枚

ホンダの米国部門は2月15日、マイアミ国際ボートショー2024において、ホンダマリンが次世代技術の研究開発を進めていると発表した。

【画像全4枚】

ホンダマリンは設立60周年を迎えた。現在、新技術やパートナーシップの発展、船外機に限らない未来を見据えているという。また、環境に優しい技術とコストとカーボンニュートラルのバランスを取ることで、水上モビリティを拡大していく。

ホンダマリンは環境への影響を低減しながら高出力と性能を両立させる技術の研究開発に取り組んでいる。最新の船外機の「BF350」は、業界をリードする燃料効率を実現した、と自負する。

この技術の成功を受けて、ホンダは2030年までに全世界で6つの新モデルを導入する計画だ。また、日本では小型の4kW電動パワートレイン技術を試験的に導入しており、小型のホンダ電動バイクに使われているモーターと同じものを使用。この独自の電動化技術を小型船外機にも適用する予定だ。

将来の技術に目を向けると、ホンダは安全性を向上させ、水上での操作性を高めるために、自動化と人工知能(AI)ベースの技術を開発している。これには、死角をなくす360度サラウンドビューカメラや、自動ドッキングやトレーラリングが含まれている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VW『ゴルフ』復権へ、Mk. 9は完全電動化! ところがエンジン搭載バージョンも?
  2. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  3. 12/12【無料・オンラインセミナー】SDVとAIが変えるクルマとクルマ作り~欧州vs日本のクルマの今と未来~
  4. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  5. わずか895kgの軽量スポーツEVがスゴイ!SNSでは「BEVでもこういうのは良いな!」の声、6か月での開発に驚きも
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る