三菱自動車がフィリピンの学校建設を支援…社員も募金に参加

三菱自動車が校舎建設を支援したフィリピン共和国サマール州サンタリタ市の中等学校
三菱自動車が校舎建設を支援したフィリピン共和国サマール州サンタリタ市の中等学校全 1 枚

三菱自動車工業は、フィリピン共和国サマール州サンタリタ市にある中等学校の校舎建設を支援した、と発表した(2月19日)。この学校が、開校式を迎えている。

この支援事業は、国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンとの連携により、子どもたちの学習環境改善を目的としている。三菱自動車は、社員有志の募金と合わせて496万円を出資し、新しい校舎の建設に寄与した。また、テーブル付椅子やプロジェクター、扇風機などの備品や設備も寄付された。

開校式には、バイオレッタデュラン校長や関係者、そしてミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション(以下MMPC)副社長の宇佐美雄久が出席した。宇佐美副社長は、三菱自動車がフィリピンで長年にわたり事業を展開してきた歴史を振り返り、今回の支援が地域社会に対する喜びと誇りであると述べ、子どもたちの未来への期待を語った。

三菱自動車は、2018年に「事業を通じた地域経済への貢献」をマテリアリティ(重要課題)として特定している。アセアン地域での事業発展を通じて、雇用創出、人材育成、投資、技術移転、輸出などによる地域経済への貢献を目指しており、環境と社会貢献の分野でも地域の課題解決に取り組んでいる。今回の校舎建設支援も、その一環として行われたものだ。

三菱自動車は、社会貢献活動を継続的に行い、地域社会の発展に寄与していく方針を示している。フィリピンの子どもたちが新しい校舎で学び、将来の発展を担うことを願っている。


《森脇稔》

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