心拍数連動も可能に、ボッシュの「eバイク」向けコネクト…機能をアップデート

ボッシュの「eバイク」向け「Kiox」ディスプレイ
ボッシュの「eバイク」向け「Kiox」ディスプレイ全 3 枚

ボッシュは、電動アシスト自転車「eバイク」向け「Kiox」ディスプレイのスマートシステムをアップデートすると発表した。

これにより、eバイクのディスプレイが走行状況に応じて必要な情報を自動で表示し、画面を独立して切り替えるようになった。これまでの4つのプリセットされたライディングモードは、個々に組み合わせてカスタマイズ可能になる。

新機能として、外部の心拍数モニター(チェストストラップやスマートウォッチなど)をeバイクとBluetooth経由でリンクし、新しい心拍数ディスプレイに表示できるようになった。また、各ライディングモードの使用状況や、自身のパフォーマンス値とモーターのパワーを比較する画面が、自己のパフォーマンスを把握するのに役立つ。

注目すべきは、Sペデレック用の新しい「リミットモード」で、要望に応じて支援を時速25kmまでに制限することができる。このアップデートは、eバイクフローアプリから無料でダウンロード可能であり、成功したシステムアップデート後に「My eBike」>「ディスプレイ設定」から画面を有効にすることができる。

新しい「ダイナミックディスプレイ」機能により、Kiox 300およびKiox 500ディスプレイは、走行状況に応じて関連情報を自動表示し、完全に独立して変更する。例えば、坂道を登る際には、個人のパフォーマンスやケイデンス、登った高度が表示され、下り坂では速度に焦点が当てられる。平地を走行中は、速度、走行距離、範囲の概要が表示される。eバイクが停止しているときは、現在のトリップから興味深いデータの要約が自動的に表示される。

ライディングモードは、eバイクフローアプリの「カスタムライディングモード」設定で変更可能で、ユーザーは好みに応じて最大4つのお気に入りを定義し、構成を調整できる。心拍数モニターとの連携や、新しい「標高グラフ」機能により、eバイク乗りは旅の進行状況を常に把握できる。

また、新しい「ライディングモード使用」画面や「パワーシェア」画面により、サポートレベルの使用状況や、ドライブユニットの平均性能と比較した平均ライダーパワーについての洞察が得られる。これらの情報は、eバイクのパフォーマンスを最大限に活用し、予期せぬ状況を避けるのに役立つ。

《森脇稔》

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