パナソニック、電動車のECU向け車載コンデンサ発表…135度の熱に耐える

パナソニックの電動車のECU向け車載コンデンサ
パナソニックの電動車のECU向け車載コンデンサ全 1 枚

パナソニックインダストリーは、電動車用ECUに搭載される「導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ」の新シリーズ「ZLシリーズ」を発表した。この製品は、業界で初めて135度の高耐熱保証を大容量タイプで実現したものだ。

自動車の電動化や自動運転技術の進展に伴い、ECUの搭載数と消費電力が増加している。特にADASやEPS、自動ブレーキなどの安全性を高めるための冗長設計では、コンデンサの使用数が増える傾向にある。

しかし、車体の設置スペースは限られており、ECU内の発熱量増加に対応するため、コンデンサには高耐熱対応と大容量化による小形化が求められている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  3. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  4. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  5. フィアット『グランデパンダ』、ガソリンエンジン+6速MTを欧州設定…電動車以外の選択肢に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る