[Pro Shop インストール・レビュー]ホンダ オデッセイ(杉本崇さん)by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST 後編

[Pro Shop インストール・レビュー]ホンダ オデッセイ(杉本崇さん)by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST 後編
[Pro Shop インストール・レビュー]ホンダ オデッセイ(杉本崇さん)by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST 後編全 11 枚

家族全員で高音質を楽しむクルマとしてオーディオ取り付けをはじめた杉本さんのホンダ『オデッセイ』。チョイスしたブルームーンオーディオのスピーカーを北海道のAUDIO.VISUAL.SECURITY FISTが美しくインストール。ワンオフのセンターコンソールも見どころとなった。

◆お気に入りのブルームーンオーディオで
フロント3ウェイシステムを構築する

1列目はもちろん3列目まで良い音で楽しめる仕様にファミリーカーのオデッセイを仕上げるのが杉本さんの狙いとなった。1列目はもちろん3列目まで良い音で楽しめる仕様にファミリーカーのオデッセイを仕上げるのが杉本さんの狙いとなった。
ドアのミッドバスはアウターバッフルで取り付けられている。純正ポケットを残すなど、使い勝手をスポイルしない取り付けとなった。ドアのミッドバスはアウターバッフルで取り付けられている。純正ポケットを残すなど、使い勝手をスポイルしない取り付けとなった。フロントスピーカーにはブルームーンオーディオのRX165ACTIVEを中心に3ウェイ化。ブルーの各パーツがアピール度も満点。フロントスピーカーにはブルームーンオーディオのRX165ACTIVEを中心に3ウェイ化。ブルーの各パーツがアピール度も満点。

3列シートをフル活用するオデッセイは杉本家のファミリーカーとして活躍しているクルマだ。そのため家族全員で音楽が楽しめる仕様がテーマ。フロントシートからサードシートまで、良い音を届けることを念頭に置いたオーディオインストールが施された。

サウンドの根幹となるフロントスピーカーとして杉本さんが選んだのはブルームーンオーディオだった。本人がスピーカーを選定している中でWeb検索すると評判も良く、取り付けた当時はまだ施工例が少なかったのもオーナーの興味をひいた。そこで導入したのは2ウェイシステムであるRX165ACTIVEにミッドレンジのMX080を加えたフロント3ウェイシステムだった。

ミッドバスはドアにアウターバッフルで取り付けられている。ドア前部の大きなボトルホルダーはそのまま利用できるように、スピーカーグリル部分周辺を限定的に加工することでアウター化しているのもこのインストールの特徴でもある。アウター化によるサウンドに加えて実用面を兼ね備えた取り付けスタイルとなった。

◆Aピラーを大胆加工してツイーター&ミッドを設置
印象的なブルーの振動板などがアイキャッチとなる

AピラーにはRX165のツイーターとミッドレンジとしてシステムに加えたMX080をインストール。ピラーのデザインもスマート。AピラーにはRX165のツイーターとミッドレンジとしてシステムに加えたMX080をインストール。ピラーのデザインもスマート。オーナーもお気に入りになっているブルーで彩られた各スピーカー。コクピットを華やかに彩るにも絶好のユニットとなった。オーナーもお気に入りになっているブルーで彩られた各スピーカー。コクピットを華やかに彩るにも絶好のユニットとなった。コクピットは3ウェイスピーカーの取り付けとセンターコンソールのワンオフ加工を加えてかなりカスタム色が強い。コクピットは3ウェイスピーカーの取り付けとセンターコンソールのワンオフ加工を加えてかなりカスタム色が強い。

Aピラーを加工して取り付けられているのがブルームーンオーディオのツイーターと3ウェイ化に伴ってシステムに加えたミッドレンジのMX080だ。ミッドレンジは3インチサイズなので大がかりな加工となってはいるものの、ピラー部分の三角窓形状を極力隠すことの無いようにデザインされているのも見どころとなった。

常にドライバーの視線に入るピラーまわりに、ブルームーンオーディオの特徴でもあるブルーの振動板やフェイズプラグを備えた中高域のスピーカー群がインストールされているのがオーディオカーとしての存在感をわかりやすく示してくれる。オーナー自身も「青いスピーカーがカッコ良く見えるピラーのデザインが気に入ってます」と、ドアのアウターバッフルと含めてスピーカーインストールのデザインに満足している様子だ。

さらに後席での高音質をサポートするため、2列目シートの純正スピーカー位置にはブルームーンオーディオのコアキシャルスピーカーであるCX130をインストール。フロント&リアのスペースをフル・ブルームーンオーディオのサウンドで満たした。さらにサードシートにもカロッツェリアのサテライトスピーカーを取り付けて、オーナーの狙い通りの“全席で高音質な空間”を作り上げた。

◆ワンオフしたセンターコンソールに対して
DSPアンプをビルトインする省スペース取り付け

ワンオフしたセンターコンソールがこちら。オーディソンのDSPアンプ・APF8.9bitをビルトインしたスタイルも美しい。ワンオフしたセンターコンソールがこちら。オーディソンのDSPアンプ・APF8.9bitをビルトインしたスタイルも美しい。コンソールの幅ピッタリのオーディオのDSPアンプ。省スペースな取り付けを狙っていたオーナーにはぴったりの設置場所となった。コンソールの幅ピッタリのオーディオのDSPアンプ。省スペースな取り付けを狙っていたオーナーにはぴったりの設置場所となった。純正のクラスターへのつながり部分にもパネルをワンオフする。アクリルにショップロゴを施してアクセントに加えている。純正のクラスターへのつながり部分にもパネルをワンオフする。アクリルにショップロゴを施してアクセントに加えている。オデッセイをはじめ、複数のオーディオカーを所有する杉本さん。それぞれの車でキャラクターを変えて楽しんでいる。オデッセイをはじめ、複数のオーディオカーを所有する杉本さん。それぞれの車でキャラクターを変えて楽しんでいる。

コクピットまわりのインストールでもうひとつの注目ポイントなのがワンオフされたセンターコンソールだ。ファミリーカーで多人数乗車や荷物の積載性を考慮するため、車内スペースはオーディオユニットでスポイルしたくなかった。その代表例が前編でお伝えした荷室のフラットインストールだった。

さらに前席のセンターコンソールにはオーディオラックがワンオフされ、ここにオーディソンのDSPアンプ・APF8.9bitがビルトイン取り付けされている。DSPアンプの取り付け位置として当初想定されたのはシート下だったが、バッテリーなどで埋まっているため他の取り付け場所を模索した中で出てきたのがこの場所&取り付け手法だった。小型のDSPアンプは、まるでコンソールと一体化したかのようなデザインでコクピットの雰囲気を崩さない作り込みなのも見どころ。ショップロゴのアクリルエンブレムを取り付けるなど、デザイン的にもこだわりを施してしっかり存在感をアピールする。

ファミリーで出かける際には子ども達が大好きなYOASOBIをヘビーローテーションで楽しむ杉本さん一家。後席でも不満の無い高音質サウンドを楽しめることで、当初の目標であった家族全員が音楽を楽しめる仕様が完成した。今後はオーディオプレイヤー(現在はナビヘッドを使用中)のグレードアップも計画中。お気に入りのオデッセイを、ますます好みのサウンドに進化させる予定だ。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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