BMW『ビジョン・ノイエクラッセX』発表…2025年市販の次世代電動SUVを示唆

BMW ビジョン・ノイエ・クラッセX
BMW ビジョン・ノイエ・クラッセX全 6 枚

BMWは3月21日、次世代電動SUVコンセプト、『ビジョン・ノイエクラッセX』(BMW Vision Neue Klasse X)を欧州で発表した。2025年から生産予定の市販モデルを示唆している。

ビジョン・ノイエクラッセXでは、縦に並んだLEDユニットが、BMWの象徴的なライトの特徴に新鮮な解釈を与える。フロント中央のBMWキドニーグリルは、バックライト付き縦型フレームと共に、立体感のある彫刻的なフォルムに刷新された。ヘッドライトとキドニーグリルが連動して作り出す照明効果は、ドライバーの車両接近によって起動し、インテリアまでに広がる。

リアは、パワフルでアスリートのような印象を追求した。中心部の奥まで届くリアライトは、L字型に水平的な要素を加えたデザインに。可変式の光強度が個別に制御される3Dプリントエレメントは、表現力豊かな深いエフェクトを放つ。

インテリアは、センターディスプレイがインスツルメントパネルと一体化し、前席の乗員はすべてのインフォテイメント機能を操作することができる。新設計されたマルチファンクション・ステアリングホイール、直感的なタッチ操作機能のセンターディスプレイ、「BMWパノラミックビジョン」が、「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」のボイスコントロールと相まって、直感的なインターフェイスとして機能する。BMWパノラミック・ビジョンは、フロントウィンドウの全幅に主要な情報を投影する。

最新の第6世代BMW「eDrive」テクノロジーを搭載する。改良されたe-driveユニットに加え、これまでの角形バッテリーよりも体積エネルギー密度が20%向上した新しい円形リチウムイオンバッテリーを搭載。これを800Vへ移行したシステムと組み合わせることで、充電速度が最大30%改善し、300kmの航続に必要な電気を10分で充電することができる。第6世代BMW eDriveでは、航続も最大30%延長されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  5. 車内で動画やサブスクが見放題!Apple CarPlayも!データシステム『U2KIT』はディスプレイオーディオ革命だPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る