カスタムで遊べ、最古のバイクメーカーが放つ新型車『ショットガン650』…東京モーターサイクルショー2024

ロイヤルエンフィールド ショットガン650(東京モーターサイクルショー2024)
ロイヤルエンフィールド ショットガン650(東京モーターサイクルショー2024)全 22 枚

現存する世界最古のバイクメーカーで、クラシカルな英国風スタイルを特徴とするロイヤルエンフィールド。22日に開幕した「東京モーターサイクルショー2024」では、今年8月に日本発売予定の新型車『ショットガン650』を初披露した。

最古のバイクメーカー、ロイヤルエンフィールドの『ショットガン650』

ショットガン650は、多様化するカスタムカルチャーとロイヤルエンフィールドのDNAをミックスした個性的なモーターサイクル。カスタム文化と根強い関係性を持つロイヤルエンフィールドが、「ファクトリーカスタム・モーターサイクルとはどのようなものであるべきか? それを未来的な視点から解釈したモデル」だと説明するように、31種類もの豊富なアクセサリーを用意し、カスタムの楽しさを味わえるモデルとなっている。

パワーユニットは実績のある648cc並列2気筒エンジンを搭載。力強い低回転域、全域に渡って感じることができる豊かなトルクを備え、魅力的で爽快な走りを実現する。

シート周りはモジュラー設計により、1人乗り、2人乗り、ケース装着などによるツアラー仕様と、3つの仕様を簡単に切り替えることができる。また、人間工学に基づき最適化したステップポジション、795mmの低いシート高、自然な位置にあるハンドルにより、安心感とともに、高いコントロール性を実現している。

足回りは専用チューニング。フロントサスペンションには減衰力機能とスプリング機能を左右のフォークに分けたSHOWA製φ43mmSFF-BPを、リアにツインチューブ5段プリロード調整式リアショックユニットを採用する。フロント18インチ、リア17インチのチューブレスタイヤを装着したことに加え、前後サスペンションを変更したことによるアライメントや車体姿勢を変更。快適性を損なうことなく、街中やワインディングでもライディングを楽しむことができる。

車体デザインは、レトロフューチャー・デザインと現代的な機能を融合。ロイヤルエンフィールドの象徴的なディテールとなっているヘッドライトとメーターを備えるナセルは現代的に解釈。フロントフォークを支える上下三つ叉と連携したラインを持つ、宙に浮いたようなデザインのモダンなナセルにLEDヘッドライトをセット。視認性を向上させている。

また矢印で進行方向を知らせるナビゲーションシステム「Tripperナビゲーション・システム」を搭載。スピードメーターの脇に装備した小型のデジタルディスプレイに表示する。USBポートも装備するなど、現代のバイクライフに則った実用性も忘れていない。

発表当初は6月発売とされていたが、8月に変更されているので気になっていた人は要注意。価格は未発表。

《レスポンス編集部》

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