日産 クリッパーシリーズ、仕様変更と車名変更を発表

・日産「クリッパー」シリーズの仕様変更

・CVT採用で快適性と燃費向上

・福祉車両「チェアキャブ」も仕様変更

日産 クリッパー バン DX(シルキーシルバー)
日産 クリッパー バン DX(シルキーシルバー)全 21 枚

日産自動車は3月26日、軽商用バン『NV100クリッパー』および軽ワゴン『NV100クリッパー リオ』の一部仕様を変更し、車名を『クリッパーバン』『クリッパーリオ』に改め、販売を開始した。

クリッパー バンは、利便性と快適性、低燃費、積載性能を兼ね備えた軽商用バン。一方、クリッパー リオは、広い荷室と多彩なシートアレンジが特徴で、日常生活からレジャーまで幅広く活用できる。新たに、両モデルに無段変速システムのCVTを採用し、燃費の向上と快適な走行を実現。クリッパー リオでは4WDシステムも改良され、電子制御式4WDにより、路面状況に応じた駆動力制御が可能になった。

また、クリッパー バンには、オートエアコンやオートスライドドアを標準装備した「GXターボ」が再設定され、全車に先進安全技術を標準装備。新色「デニムブルー」「クールカーキ」「モスグレー」「スノーパールホワイト」も用意した。クリッパー リオもLEDヘッドランプを全車標準装備し、安全性を高めている。

価格はクリッパー バンが2WDモデルで133万3200円から、4WDモデルは146万5200円から。クリッパー リオは2WDモデルで195万3600円から、4WDモデルで210万7600円からとなっている。

さらに、日産モータースポーツ&カスタマイズは、福祉車両「チェアキャブ」も仕様変更し、新たに『クリッパー リオ チェアキャブ』として発売した。この車両は、手動式スロープと電動ウインチを装備し、車いすのまま乗り降りが可能。トランスミッションの変更や安全技術の標準装備など、利便性と安全性が向上している。価格は2WDモデルが229万円、4WDモデルが243万円。

なお、クリッパーバンはスズキ『エブリイバン』、クリッパーリオは『エブリイワゴン』をベースにしたOEMモデル。

《纐纈敏也@DAYS》

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