オールラウンドに使えるスポーツタイヤ「SPORTMAX Q5A」が登場!モータースポーツに超本気なダンロップに注目…東京モーターサイクルショー2024

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ダンロップ(住友ゴム工業)…東京モーターサイクルショー2024
ダンロップ(住友ゴム工業)…東京モーターサイクルショー2024全 38 枚

住友ゴム工業は「第51回東京モーターサイクルショー」においてダンロップブースを出展。市場に投入されたばかりの新製品の他、今シーズンは台風の目になるであろう、最新のスリックタイヤを装着したレーシングマシンなどが展示された。

今回テーマとして掲げられたのは「DUNLOP Answers」というキャッチコピーだ。来場者がタイヤに求めるもの、期待すること、抱えてきた疑問…といったあれこれに応えるべく、趣向を凝らした展示物を用意。また、タイヤの悩みを解決してくれるスタッフが常駐する、アットホームな空気が流れていた。

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今年のダンロップのモータースポーツへの参戦の本気度は一味違う。そこで注目したいのはレース参戦の意義のひとつでもある、市販タイヤの最新状況はどうなっているのかということ。

“A”が意味するオールラウンドな性能、懐の広さがすごい「SPORTMAX Q5A」

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ブース内のレーシングマシンと等しくブースを彩っていた製品が、2024年2月にリリースが始まったばかりのオンロードラジアル「SPORTMAX Q5A(スポーツマックス・キューファイブエー)」だ。早速、担当者に新製品の注目ポイントを聞いてみた。

「当社の商品ラインアップのハイエンドモデルには、すでにSPORTMAX Q5という製品が存在しています。そのため、今回のQ5Aは既存のQ5の後継と思われがちですが、実はポジショニングが異なるんです」

少々意外だったが、一体どういうことなのだろうか。

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「Q5Aは、Roadsport 2(ロードスポーツ2)の後継にあたります。オンロードラジアルの主要な製品をパフォーマンス順(=ドライグリップ)に並べた場合、サーキット重視のQ5がトップ、それに次ぐスポーツ性を有するのがα-14、そしてワインディングから街乗りまで幅広く使えるQ5A、ツーリング向きのROADSMART IV、ストリートが軽快なGPR-300となり、この5製品の中でQ5Aは中間に位置します。Roadsport2のキャラクターに、Q5のエッセンスを融合させた製品がQ5Aです」

では、末尾のAはなにを意味しているのか。

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「このAは、オールラウンド(all-round)な性能を指しています。トレッドパターンはかなりスポーティに見えつつも、街乗りからワインディング、ツーリングからサーキットまでカバーする万能さを持ち、バイクもネイキッドからスーパースポーツ、軽量モデルから大排気量モデルまで対応。カワサキニンジャ7ハイブリッド』と『Z7ハイブリット』といった先進のモデルに純正採用されたことからもパフォーマンスの高さを感じていただけると思います」

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ブースに飾られたQ5Aは、ヤマハYZF-R1』に装着されていたが、路面を模した足場は、サーキットのゼブラゾーン、ドライ路面、ウエット路面に分割され、その演出によっても万能性をアピール。これ一本で、どこでもいつでも走れるイメージが訴求されていた。

タイヤの特性が簡単にわかる体験ブース!見て・触れてその性能を確かめる

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今回のブースでユニークだったのが、SPORTMAX Q5Aの性能の一端を体感できる展示物が用意されていたことだ。輪切りにされたQ5AとRoadsport 2の断面に取っ手がつけられ、台に押し当てることができたのだが、これによってQ5Aのしなやかさを実感。優れた乗り心地と衝撃吸収性を想像することができた。

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また、その隣にはシリカとカーボンの配合によって変化する接地感の違いを試せるコーナーもあり、知識だけでなく、疑似体験を通じてタイヤへの理解が深まる工夫が凝らされていた。

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そんなダンロップの製品が選択候補になった時、大きな強みのひとつが、サイズ展開の豊富さだ。既述の通り、主要なオンロードラジアルとして、Q5/α-14/Q5A/ROADMART IV/GPR-300の5パターンを挙げたが、これらだけで73サイズを網羅する。

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また、「TT100GP」などは、クラシックバイクやネオクラシックモデルのイメージを崩さない、古きよき時代そのままのパターンを最新の技術で作り続けるなど、文化継承とファッション性にも一役かってくれている。

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実際にブースに展示された激レアなバイクである通称:Z1、カワサキ900 super4』にも装着されており、抜群のフィッティングを見せていた。こういったクラシックバイクを楽しむユーザーに向けても、当時のマシンのイメージを崩さないタイヤがあることは嬉しく、安心したライディングをサポートしてくれるに違いないだろう。

長島哲太選手が初戦でポールポジション獲得!今年のダンロップはモータースポーツにフルスロットルだ

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誰もが興味深く眺め、ちょっとしたフォトスポットになっていたのが、色鮮やかなコーポレートカラーに塗られたホンダCBR1000RR-R』の存在だ。全日本ロードレース選手権の最高峰クラスJSB1000に参戦するために作り上げられたもので、住友ゴム工業が支援。「DUNLOP Racing Team with YAHAGI」としてエントリーする、全く新しい挑戦だ。

チームは、軽量クラスのJ-GP3で数々の栄冠に輝いた7C(セブンシー)を母体とし、鈴鹿8耐で2連覇を達成した長島哲太選手がジョイント。3月初旬に開催された全日本ロードレース開幕戦、鈴鹿2&4レースでは、ポールポジション獲得という衝撃のデビューを飾っている。

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タイヤメーカーのロゴやカラーがこれほど全面に出ることは極めて稀であり、一体なにを見定めているのか。

「当然私どもは、ダンロップタイヤの技術力に自信を持っています。まずはそれを全日本ロードレース最高峰の舞台で証明すること。そして、その場で培ったノウハウを市販品にフィードバックし、ユーザー皆様のベネフィットに変えること。それが今シーズンから始まった新たな挑戦の意義と考えています」

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「具体的な目標はもちろんあり、3年計画でチャンピオンを獲得することがそれです。ポテンシャルの高さは初戦の結果の通りですが、個人的にもまずはその一歩として、長島選手の優勝を見たいですね。弊社スタッフの意識も高く、すでにかなり盛り上がっています」

また、3月24日には長島選手が会場へと駆けつけ、トークショーイベントを開催。長島選手の人気も相まって、ブースには多くのファンや関係者が足を止めており大盛況で終了。

今シーズンの全日本ロードレース界は、チームに関してもライダーに関しても話題が尽きず、中でも長島哲太選手のフル参戦は大きなサプライズとなった。

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またダンロップは全日本モトクロス選手権での活躍も目覚ましく、CBR1000RR-Rの隣には、2023年のIA1クラス王座に就いたヤマハYZ450FM』を展示。オンとオフの両ステージをダンロップが完全制覇する日を期待してもよさそうだ。

モータースポーツで鍛えた限界性能を市販品へ落とし込み、ライディングの醍醐味と安全性の両輪でバイクライフを支えているのが、ダンロップである。タイヤ選びに迷っているあなたには、最新モデル「SPORTMAX Q5A」を自信をもっておすすめしたい。

「SPORTMAX Q5A」に注目!DUNLOP 公式webサイトはこちら

《レスポンス編集部》

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