新登場エステートも展示、トヨタ『クラウン』4タイプを比べられる「CROWN STYLE CARAVAN in THE CROWN」が横浜で開催

『クラウン エステート』
『クラウン エステート』全 30 枚

3月30日、31日の2日間、横浜市にあるクラウン専門店・THE CROWN横浜都筑にて、2024年央以降発売の新型『クラウンエステート』を含むクロスオーバー、スポーツ、セダンのクラウン4モデルが一斉に展示されている。

【画像全30枚】

本展示は、愛知・横浜・福岡の「THE CROWN」を順に巡る「CROWN STYLE CARAVAN in THE CROWN」の一環で、「あなたにとってのクラウンに出会う旅」をテーマに4モデルのクラウンを比べて、自分に合ったクラウンを探せるイベントとなっている。

発売前のクラウンエステートの実車が見られるということで、店舗には若い方から年配の方まで様々な人たちが来店。取材時には、抽選で当選した3組のグループがクロスオーバー、スポーツ、セダンの乗り比べ試乗会に参加していた。

新型クラウンのラインナップ4車種は、顧客層のライフスタイルの変化、時代の変化に対応するべく各々に合った「マイクラウン」を見つけてもらうため、クラウンらしさという共通的なマインドである“クラウンネス”は同じとしながらも、それぞれに違う個性が味付けられている。『セダン』はみんなのイメージするクラウンを、『スポーツ』では高揚感と走りを、『クロスオーバー』ではセダンとスポーツのいいとこ取り、快適性と走りを両立した新しいモデルとなっていた。

そして今後登場するクラウンエステートはよりアクティブなライフスタイルを送る人に向け、クラウンらしい上質で洗練された雰囲気は保ちながら機能性を重視したモデルとなっている。全席特等席と銘打ち、ドライバー、乗員が快適なのはもちろん、荷室にまで様々な改良が施されている。

昨今話題の車中泊や、サーフボードなどの長物もらくらく積める、フルフラットで室内長2mにもなる後部。フルフラット時にちょうどいい高さになるよう作られたシートパネル。荷室の下から現れるリアに腰掛けられるシート、ミニテーブルといった細かいギミックもあった。荷室のカーペットが他のモデルと違い高品質な材質になっており、フルフラットでできたスペースで過ごすことも想定されているようだ。

クラウンエステートの開発を担当したトヨタ自動車の本間裕二氏に話を伺ったところ、時代の変化と共に変わっていくクラウンのニーズに応えるべく、今回のラインナップ4車種を用意したという。すでに開催された愛知での「CROWN STYLE CARAVAN in THE CROWN」では、30歳代の女性から「私もクラウンに乗っていいんだ」と感想を頂いたり、祖父・父が乗っていたクラウンのカッコよさに憧れ、ついに自分が買えるクラウンが登場したと喜んでいた20歳代の人も居たという。

昔のクラウンは父親・男性が乗る車というイメージが強かったそうで、それがだんだんと変化しており、年齢や性別問わず、「マイクラウン」を見つけてもらえている手応えを「CROWN STYLE CARAVAN in THE CROWN」で感じているという。

クラウンエステートの横浜での展示は2日間のみで、次は福岡へ移動となるが、クロスオーバー、スポーツ、セダンの展示は引き続き店舗で行われる。

また、店舗内では、4タイプのクラウンのストーリーを感じられる展示も行われている。

「いつかはクラウン」の名キャッチコピーもあり、今もなお憧れの車として根強いクラウンだが、一歩踏み出して「私だけのクラウン」を探してみてはいかがだろうか。

《二城利月》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. プレミア化は必至!?『ランクル』を知り尽くしたトヨタ車体の「ラリー仕様」限定車にSNS歓喜
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る