ランクセス、持続可能なタイヤ製造への新ソリューション発表

ランクセスの持続可能なゴム添加剤がタイヤメーカーによる製造時および最終製品のエコロジカル・フットプリント削減を実現
ランクセスの持続可能なゴム添加剤がタイヤメーカーによる製造時および最終製品のエコロジカル・フットプリント削減を実現全 1 枚

ドイツの特殊化学品メーカー、ランクセスは3月19日から21日までハノーバーで開催された「タイヤ・テクノロジー・エキスポ 2024」に出展し、タイヤ業界向けのゴム添加剤やソリューションを発表した。展示会では、タイヤメーカーが製造時及び最終製品のエコロジカル・フットプリントを削減する方法も紹介された。

ランクセスは「Less is more」をテーマに、資源や洗浄の削減に貢献する持続可能なゴム添加剤を紹介。ディートマー・ホフ博士は、ランクセスの製品が製造工程に導入されることで、より少ない資源で同等の効果が得られることを強調した。

2050年までに「グリーン」なタイヤ製造を目指すタイヤメーカーのために、ランクセスは持続可能な老化防止剤「ブルカノックス HS」を提供開始。この製品は50%以上が持続可能な原材料で構成され、ISCC Plus認証を取得している。ブルンスビュッテルの工場も2024年内に認証取得予定で、タイヤメーカーは新たな認証なしで持続可能な「TMQ」を使用できるようになる。


《纐纈敏也@DAYS》

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る