ランボルギーニ『ウラカン』に最終モデル「STJ」…640馬力のV10にフィナーレ

ランボルギーニ・ウラカン STJ
ランボルギーニ・ウラカン STJ全 4 枚

ランボルギーニは4月10日、スーパーカー『ウラカン』の最終モデル、「ウラカンSTJ」(Lamborghini Huracán STJ)を欧州で発表した。

写真:ランボルギーニ・ウラカン STJ

「ウラカンSTO」をベースにデザインされたウラカンSTJは、専用のデザインパッケージの導入により、2014年に登場したウラカンのパフォーマンスの頂点を表している。STJとは、スーパー・トロフェオ・イオタを意味する。

ランボルギーニ・スクアドラ・コルセが開発した専用のエアロダイナミクス・パッケージによって、ウラカンSTJは際立った存在となった。2つの新しいカーボンファイバー製エアロダイナミクスフリックは、リアウイングの角度を3度大きくすることで、車両のバランスを保ちながら空力荷重を10%増加させている。

5.2リットルV型10気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力640hp/8000rpm、最大トルク57.6kgm/8000rpmを引き出す。トランスミッションは7速デュアルクラッチで、後輪を駆動する。このV10エンジンの生産も終了する予定だ。

ショックアブソーバーは4方向に調整可能で、高周波と低周波の伸縮を最適化する。ショックアブソーバーの特別な特性により、クルマの最適なダイナミックコントロールを維持しながら、よりしなやかなスプリングを使用することができ、ステアリングの精度が向上しているという。

《森脇稔》

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