一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する

アウディ RS5 アバントの予想CG
アウディ RS5 アバントの予想CG全 14 枚

アウディは現在、人気ワゴン『A4アバント』後継モデルとなる『A5アバント』を開発中だ。その頂点に君臨するハイパフォーマンスワゴン『RS5アバント』も同時に開発が進められていることはすでにスクープ班がキャッチしていたが、今回はその最終デザインとスペックにせまる。

アウディのスーパーワゴン「RS5アバント」の予想CG

すでに報じられている通りだがアウディは今後、車名の命名方法を変えていく。今一度説明すると、ICE(内燃機関)搭載モデルには奇数番号が付けられ、電気自動車=BEVには偶数番号が付けられる。つまりこれまでの主力ラインであった『A4』はBEVに与えられる車名となり、従来のA4は『A5』に統合される形になる。そしてセダンがなくなり「クーペ」、「カブリオレ」、「スポーツバック」のラインナップにワゴンの「アバント」が加わる。これにより、ハイパフォーマンスワゴン「RS4アバント」は「RS5アバント」として生まれ変わるのだ。

海外自動車メディア「KOLESA RU」の協力によって作成した予想CGは、プロトタイプと最新情報をベースに描かれたものだ。フロントノーズは現行A4よりわずかに低く、トレッドがワイド化されている。またボンネットフードをコンパクトに、大きなグリルと、アグレッシブなコーナーエアインテークを備えたバンパーを装備している。

アウディ RS5 アバントの予想CGアウディ RS5 アバントの予想CG

またフロントフェンダー後部にエアアウトレットを配置、分厚いサイドスカートも装着する。後部では、ライトバーで接続されたワイドなLEDテールライト、ディフューザーを備えたリアバンパー、そして「RS」モデルのアイコンともいえる楕円形のデュアルエキゾーストパイプを見ることもできる。

最大の目玉はそのパワートレインだろう。現行型RS4の2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジンを継承するとみられるが、電気モーターとバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドに進化する。最新のRS4では最高出力444psだが、RS5アバントでは、同じくプラグインハイブリッドのメルセデス『AMG C63』の671psに匹敵する可能性があるという。これが事実なら一気に200ps以上のパワーアップとなる。

新生RS5アバントのワールドプレミアは、2025年初頭と予想される。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新車世界販売 ホンダ4位に転落、スズキ2位に浮上へ、2025年度下期[新聞ウォッチ]
  2. 「就職人気企業ランキング」総合トップは8年連続で伊藤忠商事、トヨタは42位に後退[新聞ウォッチ]
  3. 日産『キャシュカイ』の新型e-POWER、燃費15%改善でセグメントトップレベルに…独ADACがテスト
  4. 「トランプさん、これ買います」最新の4ドアマッスルカー『チャージャー』発表に「めっちゃかっこいい」と高評価の声
  5. ジープ、新型電動SUV『リーコン』発表…650馬力モーターで伝統の4×4性能を実現
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る