エンジン搭載はこれが最後!? ベントレー『コンチネンタルGT/GTC』PHEVモデルを初スクープ

ベントレー コンチネンタルGT/GTC PHEVのプロトタイプ(スクープ写真)
ベントレー コンチネンタルGT/GTC PHEVのプロトタイプ(スクープ写真)全 26 枚

ベントレーの2ドアクーペ/コンバーチブルもついにプラグインハイブリッド(PHEV)化される。『コンチネンタルGT』『コンチネンタルGTC』の改良に合わせて投入されるPHEVのプロトタイプをスクープした。

フィンランド山中で捉えたコンチネンタルGTとコンチネンタルGTCのプロトタイプ車両は、最新のヘッドライトを備えて進化したフロントエンドを備えている。新設計されたフロントグリルにはADAS系センサーが備わり、バンパーはよりスポーティに、さらに水平基調のアクセントを備えたコーナーエアインテークも見てとれる。

リアセクションは大きく変わっているようには見えないが、水平バーを組み込んだ最新のテールライトが変更点だ。またバンパー、マフラー形状も新デザインとなっている。

ベントレー コンチネンタルGT/GTC PHEVのプロトタイプ(スクープ写真)ベントレー コンチネンタルGT/GTC PHEVのプロトタイプ(スクープ写真)

注目はリアウィンドウやトランク、内装ではセンターコンソールに見える黄色いステッカーだ。これは電動化車両を示すもので、このプロトタイプが『ベンテイガ』や『フライングスパー』のようなPHEVシステムを搭載していることを示唆している。

ベントレーの代名詞である6.0リットルW12エンジンはこの4月に生産終了となる。その後を担うのが、4.0リットルV型8気筒ツインターボチャージャーエンジンと電気モーターを組み合わせたPHEVであると考えられている。同様のシステムはポルシェ『パナメーラ』でも採用されているが、最高出力は670ps以上と予想される。

ベントレーは、2030年までに全ラインアップをEVにする計画で、現ラインアップのライフサイクルに合わせ電動化を進めていく。初のEVは2026年末ごろに登場予定だ。最後のICE(内燃機関)搭載モデルとなるであろうこのコンチネンタルGT、コンチネンタルGTCのアップデートは、2024年後半になるとみられる。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  3. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る