高速道路SA・PAでEV充電器大幅増設、2025年度末には充電口数1100へ

マルチコネクタタイプ(6口)EV 急速充電器
マルチコネクタタイプ(6口)EV 急速充電器全 9 枚

NEXCO東日本/中日本/西日本急速充電器の整備について、2023年度に全国52か所のサービスエリア(SA)およびパーキングエリア(PA)で129口の増設が完了したと発表した。

2024年度と2025年度にはそれぞれ約250口、約190口の増設を予定、2025年度末までには充電口数を約1100口まで拡大する計画だ。

整備される充電器には、複数台のEV・PHEVが同時に充電可能なマルチコネクタタイプや、1口最大150kW級の急速充電器が含まれる。これにより、EV・PHEVを利用するドライバーの利便性が向上することが期待される。

また、NEXCO3社は充電事業者と連携し、整備・拡大を進めるとともに、2026年度以降の充電器設置については公募を行う方向で調整中。具体的な実施方法や条件については、関係機関との調整後に発表される予定だ。

さらに、2022年度末に発表された高速道路路外のEV急速充電器に関する料金調整や新たな課金・決済の導入についても、2024年度から順次実施される予定。これにより、高速道路におけるEV急速充電器の空白区間の解消が図られることになる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る