26日の日経平均株価は前日比306円28銭高の3万7934円76銭と反発。半導体関連株などに海外勢と見られる買いが入り、長期金利の上昇一服が相場を支えた。
25日のニューヨークダウは375ドル安の3万8085ドルと続落。この日発表の1~3月のGDP速報値を受け、インフレ懸念が台頭。決算を発表した銘柄の一部が売られ、下げ幅は一時700ドルを超えた。ハイテク株主体の米ナスダック市場は4日ぶりに反落。電気自動車(EV)のテスラは4.97%高。
外国為替市場で円相場は1ドル=156円台まで下落し、自動車株はほぼ全面高となった。日銀は金融政策の現状維持を発表したが、外為市場では円買い介入に対する警戒感が強まっている。